心の整理〜友人からの妊娠報告をうけて | ユーフラテスの不育症克服日記

ユーフラテスの不育症克服日記

7週で繋留流産。10週で心拍確認後繋留流産。プロテインS欠乏+不育症。赤ちゃんに会える日までの不育症克服記録です。
2014年1月男の子を出産しました!

友達が妊娠したそうだ。

仕事付き合いもある、古い友達からの電話。
一通り仕事の話も終わって、
『そういえば、私懐妊したから』
と友人。
すぐに『そうなんだ。おめでとう。』
と私。
『いつ産まれるの?』
『五月かな』

一ヶ月前にも電話がきていて、
きっとその時も伝えようとしてたんだとわかった。

『じゃ、仕事の件はまたメールするね』といって電話を切った。


しばらく、固い固い貝のように
心がぎゅうっと固まっていくのを感じつつ、
頭は何も考えないように、
仕事に戻ろうとパソコンの画面を見つめて、
いつくものタブを繰り返し繰り返し切り替える。

頭と心と体がバラバラなことに
自分で気づいてはいるけど、
どうしたら、どう考えれば、
どう思えば良いのかわからなくなって
ひとまず席をたつ。


今日は旦那さんの仕事が遅いから車でのお迎えは無し。

久しぶりにテクテク歩いて帰ることに。


一歩、一歩、
色んな思いが湧き起こる。


“ また条件反射みたいに、
おめでとう。って口からでたなぁ ”

“ やっぱり、なんで私だけって....
思っちゃったなぁ ”

などなど.....

何で、こんなに悲しくなるのかなぁ
と、思って、
歩きながらグルグル考える。

多分、それは、
自分ではない誰か(友達)と自分を比べて、
それ(子供を産み育てること)をなし得ていない自分が人として劣っているような、気がするからだ。

普段はそんなこと考えていない。

それは、必ず『誰か』と比較した時に生まれる感情。


けれど、私はまだ子供を産んだことも、
長い間お腹の中で育てた事もないけれど、
人としてダメな訳じゃない。
劣っている訳でもない。

ただ、まだその経験をしていないだけだ。
ただ、それだけ。

いつも、誰かと比べて、
“ 妊娠できない私はダメだ ” って
思ってしまっていた。
だから、すごく辛かった。

誰かと比べるなんて、
それこそがダメなこと。
なんて、百も承知で、

キレイゴトではない感情があることも知った。


“ ダメって思ったら、ダメ。
だって、副交感神経か優先されちゃうから ”
“ あんまり気負いすぎない”
なんて、頭で考えて、少しでも
リラックスできるように“頑張って”、
周りに気を使わせないように、
私は平気よ、気にしてないわ、
なんて顔して働いて、
でも毎日、妊娠に不育症に関することばかり検索して、
毎日の体温に一喜一憂する毎日。


でも、ダメじゃない。


もし、妊娠して子供を産んだら
あの子よりこの子より綺麗になってやるんだ。
毎日子供が生まれたことに感謝して暮らすんだ。
家族仲良く幸せな家庭を築くんだ。

気づいたら、何でも、
妊娠したら.....
子供が生まれたら....
という前提になってしまっていて
そうじゃない今と、また比べてしまうことが余計辛くなっていた。

綺麗になるのも、
感謝して暮らすことも、
幸せな家庭を築くことも、
子供が生まれなくても、

よく考えたら、今でもできることだった。


そんなことに気づいた今日だった。