六枚落ち不敗法:実践篇 | Thousand Days

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さうざん-でいず【千日手】
1. 同一局面の繰り返し4回。先後入れ換えてやり直し。
2. 今時珍しく将棋に凝っている大学生の将棋系ブログ。
主に居飛車党過激派向けの序盤作戦を網羅している他、
雑学医学数学物理自転車チェス等とりとめのない話題も…

※理論『六枚落ち不敗法』


…可愛い弟子ができました。(※主に光学的な意味で)


駒の動かし方だけは昔どこかで教えたんですが、
ちゃんと覚えてくれていたようです。

それどころか既に対局用アプリと詰将棋アプリを入手しており、
囲いについて言及すると「こんなやつですかー?」と言って矢倉囲いを図示してくれる
という優秀っぷり!

…どうやら一番大変な段階はとっくに乗り越えているようで、ありがたい限りですね。。


囲碁将棋部は新キャプテンが実習や試験でワタワタしてて実質休止状態なので、ひとまず個人特訓中。

最終的には初段まで育成して道場で遊べるレベルになればパーフェクトなんですが…
とりあえず三週間の期限があるのでどこまで行けるかは判りません。

まあ、持てる全力を尽くしましょう!


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本人がやる気に満ち溢れているし時間も限られているので八枚落ちは飛ばせると判断し、
無理やり六枚落ちからのスタートとしました。
(もちろん居玉端攻め定跡なんか教えませんよ)

「上手の金銀には金銀で対抗して追い返す!」
「とりあえず下段の駒達に仕事を与えていく!」
「敵陣のどこか一点に攻め駒の効きを集中させて、
守り駒より数が多いのを確認してから攻め込む!」


…まあこんな風に抽象的なヒントを口頭で与えつつ、
言葉巧みに平手でも通用しそうな綺麗な駒組みへと誘導していくわけです。意外と神経使ってます。

その結果、下図のように進みました。




…もはや初心者でも何でもありませんね(笑)

ちなみにこの矢倉、実は右金と左金が通常の逆なんですがそんな些細なことは気にしない!

ただ、ここではいきなり仕掛けず右銀も前線に繰り出していく呼吸を教えてあげるべきでした。
(これではあの残念な居玉定跡と大差ないですし…)
棒銀で破ったほうが後々飛車を捌きやすそうです。


実戦はここから私がガチで受け潰しに行ってしまい、
下手が私の言葉を信じて下段の桂馬を働かせようとしたのに付け込んで抑え込むという屑っぷり。


やっとのことで正気に戻った私は慌てて桂馬を跳んだところまで局面を戻し、
「右桂だけは無理して使わなくても大丈夫やし(汗」
と付け加えましたとさ。。

しかし一度は反省してもやっぱり飛車は成らせてあげない私はどうも人間ができていません(汗)


「歩を巧く使って角を敵陣に侵入させてみよう」
「折角成ったことだしこの香を使ってあげよう」

…という感じで再び妙なヒントを与えてみたり、
明確な悪手を自重させたりしつつ局面は終盤へ。。




…あとは上手玉の上部脱出さえ防げばいい状況。
(やろうと思えばできたけど私頑張って我慢したよ!)

ただ恥ずかしながら私は52馬しか見えておらず、
この55歩を指されて正直ビックリしました。
(いやまあ冷静に考えれば当然の一手なんですが)

まさかこの飛車に再び活を入れられるだなんて…
少なくとも私よりは将棋の才能があるようですね!




…こうして、人生最初の一局とは到底思えないような終局図が出来上がったわけです。

(まだ三手詰めは一度も解いていなかったようで)
ここら辺は流石に一筋縄ではいきませんでした。。

「王様は2対1で集団イジメして追い詰める!」
「王様の友達をどかす!いなくする!」

など社会的に若干問題ありなアドバイスを濫用し、
最後に偶然できた綺麗な三手詰めを読ませて終了。



一局の中で詰将棋の大切さや矢倉囲いの素晴らしさ、
初手から寄せに至る流れの移り変わりを二時間で私なりに精一杯伝えたつもりですが…
実際に何%ぐらい吸収して貰えたかは判りません。

と言うか私自身駒落ちを理解してなさすぎですね。。
(少なくとも中盤はもっとイージーになるべき)


とりあえず(嬉しいことに)居飛車党志望みたいなので、まず棒銀から教えることになりそうです。

駒落外伝に目を通して次にどうすべきか考えておかなくては。。


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