振り飛車党見習い(特に四間飛車使い)にありがちな躓きとしては、
「攻めの待ち方を覚えきれない」というのが最も多いケースだと思う。
こういうときは、ジャパニーズチェス盤をひっくり返して居飛車視点で考えるのが良い。
…まずは、居飛車側がどんな手順を狙っているかを知る必要があるのだ。
1.喰らうとひとたまりもなさそうな筋があれば、その攻め自体を阻む。
2.攻撃対象となっている駒を躱すか、交換しにいく。
(これがいわゆる捌き)
3.大した攻めが無ければ囲いを強化したり、玉頭での戦いに備える。
(高美濃~銀冠への組み替え)
4.万全の態勢を整えたら、隙を探して自分から攻撃してしまう。
(最近はこの段階にすぐ移行する)
全ては、角頭という明快な弱点を抱えているのが原因といえる。
…もちろん、美濃囲いの長所はそれを補って余りある。
居飛車で王様を囲おうとすると、
自分の角が必ずと言っていいほど邪魔してくるのだ。。
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