次世代への伝言 #27 第一章 ミンスクの青い空(5) ミンスクの青い空④ | 少年飛行兵 と 私 第二幕〜Thoughts About Peace

少年飛行兵 と 私 第二幕〜Thoughts About Peace

2014年、突然閉鎖したブログ「少年飛行兵と私」
特攻隊員だった「彼」の遺志を確かめた僕は、「少年飛行兵と私 第2幕」として新たな旅を始めます

第一章 ミンスクの青い空(5)

【ミンスクの青い空】④

 

 

"Belarusian State Museum of the History of the Great Patriotic War"

(ベラルーシ戦争歴史博物館)

 

 

 

展示は立派なものでした。しっかり見て回ったら丸一日かかるんじゃないかなと思います。

 

ベラルーシにおける戦争の歴史というものを、本当にこと細かに説明しています。多くの犠牲の上にいまのベラルーシがあるんだ、という主張がしっかり伝わってきます。

 

 

水筒に食い込んでへばりついた人骨

 

規模は小さいけれど日本に関するコーナーもありました。

展示コーナーのタイトルは

 

 

 

"Defeat of the Nazi Germany, Its Allies and Militarian Japan" 

 ナチス・ドイツとその同盟国である軍国主義・日本への勝利 

 

出征する際に日の丸に書かれた寄せ書きも展示されていました。

 

 

半日ほど博物館にいてその歴史を振り返ると、「本当にあの戦争はいったい何だったのか?」ってことをあらためて考えさせられるんです。

 

アパートに帰ってからもあの戦争のことを思い出して考え続けました。ミンスクでこうした経験するとは思ってもいなかったから、トビリシでの出来事をよくよく考えたら、これは彼と東條が「早く書け」って言っているに違いないんですね。

 

きっと今日のことはそれを知らせるためだったんだと…。