いよいよラストです。
熊野大社の次は神魂神社に向かいました。
本当は拝殿・本殿を正面から撮影したかったんですが、ここを近づいての撮影が禁止されていました。当然と言えば、当然ですよね。この日は扉も開いて、なかにも祭壇(神籬みたいなもの)が見える形になっていました。私の印象では、摂社のなかにある神籬が気になりました。というのも、立石神社や須我神社奥宮の磐座を見てきたからというのも大きいと思います。
出雲口伝によると、神魂神社は古く東王家の邸宅であり、物部氏によって出雲王国が滅亡させられ、占拠された後も同じように宮殿としていたそうですが、物部が没落したので王家に返そうとしたところ、それを拒否されたので、神社として残すことになったそうです。出雲国造の引継ぎのご神事が現在まで引き継がれているそうです。
個人的には、ここに来る必要はあまりなかったかもしれません。たしかに拝殿が開いており、それはいつもそうなのか分からないのですが、そこはあまり他にない御神気で満ちてはいました。ですが、これは広く誰にでも開かれているというよりは、出雲の地にある縁ある人々のもの、という感触でした。そういう意味では、呼ばれなかったら、次は特に行かなくてもいいかもしれないなという感触でした。
二の鳥居。この隣に駐車場があり、そちらに直接来たので、一の鳥居の前には立たなかったのですが、後で車から見たところ、両部鳥居だったような気がします。
手水舎。これは素晴らしいですね。
神籬。
神魂神社から意宇六社を巡ろうと考えていたんですが、時間と体力と総合的に考えて、次の八重垣神社で終わりにすることにしました。八重垣神社は縁結びで有名なんですかね、結構、人がたくさんいました。観光スポット的にもなっているようです。ただ、御神気の強いとても良い神社でした。
八重垣神社は、良縁といっても、彼氏彼女というだけでなく、もっと深く家族の縁をつむぐ、そんな温かさを感じました。正直、「縁」を売りにする(という言い方は失礼で申し訳ないのですが)神社仏閣というのは一番多いし、多くの人もそれを求めているので、結果的にそうなるのは分かります。ここは別格と感じました。とはいえ、ひょっとすると、この出雲巡礼で私の感度が高まっていた可能性もあり、そうであるとすると、他のところも改めて行ったら、そう感じるかもしれません。
本殿の御祭神は、素戔嗚尊と稲田姫命の夫婦神。そして、二人を囲むように、稲田姫の両親である脚摩乳(父)・手摩乳(母)を祀る摂社があるわけですね。ここでは、他のどの地域の素戔嗚尊でも感じない円やかな、そういう気でした。これは稲田姫のエネルギーでしょうね。
隋神門
出雲以外ではあまり見ない狛犬
拝殿
伊勢宮・脚摩乳神社
本殿
手摩乳神社、貴布禰神社
拝殿ではご祈祷されていて、あまりにも美しい音色だったので、雰囲気だけでも。





















