阿倍王子神社にある葛之葉稲荷神社にお詣りするために、阿倍野に向かったんですが、その途中、桃が池を通った時に、こんなところに辿り着きました。この桃が池は何年も横を通ってますし、お花見したこともあるんですが、ここにこんな立派な神社のようなものがあるとは気が付きませんでした。
ここは意外と面白かったです。一つは、伝説について、もう一つは神仏習合について、です。伝説は池自体が聖徳太子が白蛇を退治して埋めたところから始まり、江戸時代に高津に住んでいた人が夢告を受けて、ここに白蛇を祀ったとのことです。私の感覚では、聖徳太子が白蛇を退治したというのは、後生の牽強付会かなという感じがしています。聖徳太子がここに水神として蛇を勧請したけれども、それが忘れられていたということではないかなと思っています。改心したとか、そんなことでもないような気がします。私の感覚だと、ここに白蛇さんはいらっしゃいますね。
もう一つ、神仏習合なんですが、写真のように、祠と仏像が一緒にお祀りされているんですね。おそらく、これは全部がもともとここにあったわけではなく、周辺のいろんなものが開発とともにお引越ししてきた、ということだろうと思います。ただ、寺と神社という形ではなく、祠、石仏という民間信仰レベルでの仏教と神道への信仰が、かえって二つを融合させた状態を維持させたとも言えそうです。ここは意外とパワフルでしたね。
追記:そういえば、ここは股ヶ池大明神という名前で、まさに神仏習合時代の呼び方を今に引き継いでるんでした。
こちらが白龍大神。つまり白蛇さんだと思いますが、ここに限定されてという感じでもない気がします。
なぜ葛之葉稲荷に向かったかというと、ある女性の教え子と急に「葛之葉」のイメージが重なったからなんですね。というか、別の教え子からどっか神社仏閣に行きたいと言われて、その子たちは別のところが思い浮かんだんですが、そのとき、別の子はどうかなと思ったときに「葛之葉」が出て来たんです。私は信田森の方も行ったことがあるんですが、今回は明確にこちらでした。なんとか誰かにコンタクトを試みたんですが、それ以上はよく分からないので、久しぶりに王子神社に行ってみたというわけです(ただ、まだこれを書いている時点でも伝えてない)。
王子神社というのは、熊野に行ったときにも少し調べてみたんですが、昔は熊野街道沿いに九十九王子社があって、ここはそのうちの一つだったんだけど、大阪で残っているのは唯一なんですね。改めて、拝殿を参拝すると、熊野の素戔嗚尊のエネルギーと同じですね。ちょうど拝殿の前で身滌大祓を唱えるタイミングで太鼓を宮司さんが鳴らされて、びっくりしました。ちょうど今週、別のワークショップ的な場所でスサノオのエネルギーを感じる体験があって、そのときに、これ最近、使ってたなという感覚がありました。使ってたというか、自然とエネルギーが乗っていたときがあったなという感じです。隣の印山寺は元神宮寺で、本尊は薬師如来なんですね。本当は素戔嗚尊と薬師如来はあわせてお参りしたいところです。昔、天照大神は男性神だった時代もあり、それなら、なぜより出雲色が強い熊野権現の方が中世は信仰されたんだろう、というのは、私の中ではちょっとひっかかる疑問です。
ちなみに、葛之葉稲荷まで来たものの、なぜここなのかよく分からなかったのと、私ではダメということだけは分かりました。とにかく、私はお呼びではなかったですね。ちなみに、若いお母さんと小さい女の子が私が拝殿をお参りした後に並んでいて「あ、この人たち!」と思いました(よほどお願いしようかと思いましたが、声をかけませんでした)。その後、彼女たちは葛之葉稲荷もお参りしたんですが、その後、明らかにエネルギーが変わりました。それはともかく、安倍晴明神社は女性客も人気なんですが、女性のみなさんぜひ王子神社の摂社・葛之葉稲荷神社で霊弧「葛之葉さん」にお詣りしてください(さすがの私も不特定多数の女性に向こうもお参りしたらいいですよと勧めるだけの度胸はなかった(笑))。
王子神社を後にして、帰り道、法楽寺に寄りました。私、ここのお寺好きなんですよね。この三重塔、般若心経を唱えて9回回るみたいなので、初めてやってみました。何といっても、この大楠ですよね!
本堂に行く前に、ここで呼び止められて、般若心経を唱えました。





