こんにちは。伊藤マーリンです。
「占い」について人に意見を聞くと、
「ネガティブなことを言われたらイヤだ」
「結果が悪かったら怖い」
と言う方がけっこういらっしゃいます。
「タロットは当たるから、悪い結果が出たら困る」
というご意見もあるほど。
ただ、「占い」は未来を告げるだけではなく、
現状を俯瞰するのにピッタリのツールです。
特にタロットは、とても客観的な様子を教えてくれます。
意外に思われるかもしれませんが、タロットを使うと、
問題点がどんどんクリアになってきて、
ご相談相手の状況や気持ちが手に取るようにわかります。
たとえば、比較的ポピュラーなヘキサグラム・スプレッド。
こちらは、過去・現在・未来という時系列を見るのと同時に、
「私(当事者)」と「あなた(相手)」の状況を見ることができます。
「悩んでしまって、どうしていいかわからない」という状態に陥るのは
「現在の私(=今の自分)」のことしか考えられないときです。
そんなとき、人は主観的で近視眼的になっています。
ところが、タロットを使うことで、
現在だけでなく、過去を振り返ったり、未来を見通したりできます。
また、自分のことだけでなく、相手の状況を見たり、
本人も気づいていない「深層心理」にアクセスすることもできます。
タロットを使えば使うほど、状況を俯瞰して、客観的な視点を得られるという事実。
一般的に「占い」はワケのわからないものだと思われがちですが、
意外とロジカルなところもあって、そのギャップがおもしろいのです。
特に、私がメインで使っているトートタロットは、
“20世紀最大の黒魔術師”と呼ばれたアレイスター・クロウリーの作品です。
「神秘と魔術のタロット」「直観のタロット」と呼ばれ、
ミステリアスでオカルティックな部分を強調されがちです。
ただ、その素晴らしいところは、現世に生きる私たちの生々しい悩みを受け止め、
解決することができるタフなパワーを内在しているところ。
天使だけじゃなく、悪魔もいる。
トートタロットの世界は、多面的で魅力的です。