Q.トート・タロットでは、スートに季節や方角の解釈を定めているのでしょうか。
A.定型的な解釈はありませんが、季節や方角と対応していないわけではありません。
トート・タロットは、カバラに基づく万物照応の体系と対応しています。
その体系は複雑で、スートごとに特定の季節や方角に対応しているわけではありません。
たとえば、『トートの書』182ページには、
四大は、東の方向へテトラグラマトンの順に、<火><水><風><地>と支配する。
という記述がありますが、テトラグラマトンとカードの対応を当てはめてみても、
スートと方角のきっちりした関連を特定することができません。
また、トート・タロットの作者アレイスター・クロウリーが
行っていた儀式魔術では、
ワンド(火)=南
カップ(水)=西
ソード(風)=東
ディスク(地)=北
という対応が用いられていたようです。
さらに、『Tの書』(クロウリーが所属していた「黄金の夜明け団」に関する書籍)では、
ディスクのコート・カード(人物札)が四季と対応している
という記述があります。それは下記の通りです。
ディスクの騎士=秋
ディスクの女王=夏
ディスクの王子=春
ディスクの王女=冬