前回の続きです。


↑前回記事です。


資産 / 自己資本ということは、

自己資本の割合が多ければ負債は少なく、自己資本の割合が小さければ負債は大きくなるというふうになりますね。


なので借金が多くなればなるほどROEは高くなります。


時々ROEがすごく高いのにROAがすごく低いそんな企業を四季報等で見ませんか?


そんな企業は財務レバレッジを効かしているんですね。


例えばROAが10%の企業があったとします。


そこで1と2の場合どのようなROEになるのかを見てみたいと思います。


1.資産が1000 他人資本300 自己資本700


2.資産が1000 他人資本500 自己資本500



まずは1のパターン

資産 1000  /  自己資本 700 = 1.429倍


そして2のパターン

資産 1000  /  自己資本 500 = 2倍


そして1のパターンのROEは

財務レバレッジ 1.429 ×  ROA 10% = ROE 14.29%


2のパターンは

財務レバレッジ 2 ×  ROA 10% = ROE 20%


以上より、他人資本を増やすとROEは高くなります。


レバレッジを効かせているので、会社が大きくなるペースは早いですね。


ただその分リスクもあります。


その見極めが重要なんですね。


ただ単にROEが高ければ良いだけでなく、なぜ高くなっていてどんなふうに利益を出しているのかまで見れるように四季報や決算を見ていきたいです!


また英語3文字の記事書きたいです!