今日はROE(自己資本利益率)についてわかりやすく解説させて下さい。
以前英語3文字のROAについて解説させていただきました。
ぜひ一度記事を見てみてください!!
今日はROEです。
似ていますね。
最後の文字の ”E” と ”A”の違いですね。
当たり前ですが文字が違うだけでなく、中身も違います!!
何が違うのかというと、
ROAは資産に対しての利益の大小
ROEは純資産(自己資本)に対しての利益の大小
です。
なので株主から集めたお金でどれだけ大きな利益を生み出せているかを見るときに注目したい項目になりますね。
これは非常に投資家としては注目したいところです。
まず、上の記事ではわかりやすく
ROAは、資産 → 売上 → 利益というサイクルが存在する事を書きました。
このROEも会社のサイクルの中に存在します。
ROEのサイクルとしては、自己資本 → 資産 →売上 → 利益となります。
資産の前に自己資本が足されていますね。
これは株主からお金を集めて、必要な資産(設備)を買い、商品を作って、利益を出すというサイクルになるからです。
非常にROAと似ていますね。
ROA + 自己資本って感じです。
ではこの自己資本のところは何を表しているのかというと、
自己資本 = 負債の大きさ
貸借対照表の資産というのは負債+純資産で構成されていますね。
裏を返せば資産のうちどれだけの金額を他人資本(負債)によって賄われているかということにも置き換えられます。
すこし
長くなるので、次に続きます。