MGC Beretta M9
ベレッタと言えば自分的にはM1934と決まっていた。その為M84もM92も
全然興味が湧きませんでした。
1985年、アメリカ軍はベレッタM92の改良型をコルトガバメントの後継
として正式採用し軍での制式名称をPistol, Semiautomatic, 9mmを与えた。
一般的にはM9と呼ばれているようです。
アメリカ軍と言えばCOLT 45 Governmentだろうと言えるほどガバは定着
していた。正式採用から74年の長きに渡り米軍の顔の様な存在だったが
その地位をベレッタに明け渡した。7+1より15+1の弾数が優った為か。
御徒町のニューMGCに行った時、軍用M9と民間用M92Fが販売されていた。
でも購入したのはジグ・ザウエルP220でした。もう20年以上前のことです。
大型連休の出入国ラッシュや高速道路渋滞のニュースを横目で見ながら
犬猫の看病に追われる日々。何処にも行けません。せめて昔のアルバムの
写真でも見ながら思い出にした浸ることにしました。
1992年にハワイ島のコナに旅行した時の写真を見る。空港とコナの町の
中間位に倉庫が立ち並びその一角に倉庫を利用した射撃場があったので
観光もせず2日間通った。
観光客用に3種類の銃がセットになった物が用意されていたが客はいない。
リボルバーは38口径、オートマチックは22口径と9mmが用意されていた。
ホノルルではすべて22口径だったがここは違った。鎖も付いていない。
ここでは中古の銃も売られブローニングM1910や南部14年式もあった。
一層のこと購入して置き銃にでもと思ったがそうちょくちょく来れるもの
ではないので残念ながら諦めました。
3種類ではなく1種類でも構わないかと係りに聞くと「OK」とのこと。
M9を思い出したのでM92は有るかと聞くと「あるよ」と即答。
弾50発と標的2枚、レンタル料で〆て55ドル。ホノルルより全然安いのには
驚かされた。また当時は円高だったのでかなりお得感があった。
これがベレッタM92かと感触を確かめる。
マガジンはダブルカラムなのでグリップ部はかなり太い。
握ってトリガに人差し指を掛けるとやけに遠い。
指の先端寄りで引くことになる。
自動拳銃はガバを何度か撃ったことがあるのでそのイメージがあったが反動は
思ったより小さく50フィート離れた的内には全弾中ったのでびっくりした。
45口径と9mmの差がこれ程違うのかと実感。
2日目もM92を借り50発を撃つ。お土産に空薬莢を持ち帰る。
帰国後すぐにMGCへ行きM9を購入した。
実銃と違って軽いがセンターファイアーなので着実な発火とスムーズな
ブローバック、手に来る反動はなかなかだナ~と満足。
でもやっぱり格好いいとは思えない。ちょっと遊んだ後はお蔵入り。
あれから二十数年、ずっとしまいっぱなしに。
写真を見て懐かしくなったので出して来てじっくり見直すと刻印は実銃を
模しておりスライドとフレームには同じアッシーナンバーが打たれている。
またマガジンにもアッシーナンバーの刻印が。実に凝っているね。
上スライド:9346442-65490 中フレーム:65490
下マガジン:9346413-65490
M9のシリアルナンバーは1000001から始まる7桁でMGCは1挺ごとに打刻
していると言う。
でも購入したM9は0018015で7桁にはなっているが”0”から始まっている。
MGCの謳い文句通りであれば”1018015”の筈。ちと合点がいきません。
メーカーは今は無いので聞くことはできません。
折角出したのでカラーリングを施してみた。
バレルで色の比較を・・・
塗装前
塗装後
塗装して磨いてみたら比較どころかクラックがくっきり。
塗装前では全然気が付きませんでした。
兎に角全体的に塗装し磨きをかける
塗装前後の比較
下 塗装済:やはりクラックが目立ってしまう。
萎える気持ちを抑えて場景写真を撮る。
射座10
マガジンフル装弾
ドカーンっと一発
手が疲れたので休憩
本日は100発ほどで撃ち止め。
最近、ネタもタマ切れです。