ブログ再開/菅政権に期待 | 上下左右

上下左右

台湾の早期TPP加入を応援する会の代表。
他にも政治・経済について巷で見かける意見について、データとロジックに基づいて分析する・・・ことを中心に色々書き連ねています。

資格試験が昨日無事終わり、妻の体調も回復しましたのでブログを再開いたします。

さて、ブログ休止中のわずか1ヶ月半の間に
①菅政権が誕生し、
②イギリスがTPPに向けた初協議が開かれ、
③トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染し、
④カナダが中国とのFTA交渉を打ち切り、
ついでに日本の野党が再編されるなど、国内外で激動と言える大きな動きが起こりました。
最後の野党再編以外はそれぞれ記事として取り上げていく予定です。(トランプ大統領はアメリカ大統領選挙の記事の予定)

再開第一弾として、短いですがまず菅政権について書いていきたいと思います。

私は昨年の12月に過去記事[新規ダムではなく既存ダムの活用を]を書いた頃、菅総理が官房長官だったときから政治家菅義偉を個人的に応援しています。
これは水害対策として『水害防止用ではないダムを水害対策として活用する』という、極めて合理的なのにこれまで縦割り行政の弊害で実現できていなかった政策であり、菅官房長官が旗振りをして実現しました。
菅総理は総理としての課題で『縦割り行政の打破』を掲げましたが、既にその取り組みについては実績があり、さらに安倍内閣で高い実行力を示して頭角を表した河野太郎氏を行政改革担当大臣に据えるなど、行政変革の取り組みについて本腰を入れていることがよく伝わってきます。日本学術会議は些少な問題も放置しない姿勢を示すための『見せしめ』なんでしょう。

外交においても、まだ政権開始から1ヶ月ですが、米ポンペオ国務長官対面外交デビューの相手とし早々にクアッド日米豪印戦略対話)の対話も行うなど、外交政策においては安倍路線を踏襲しています。
最初の外遊先にベトナムを選び中国を牽制しているところを見ると、安倍政権以上に中国を警戒する方針であると見ることもできるでしょう。

船出したばかりではありますが、現時点では内政・外交ともに期待通りの方向性を示してくれており、嬉しい限りです。これからの政権運営に期待しています。