『日本の「補正予算」を含めた、公共事業支出は、民主党政権(10年-12年)は、6.2兆円。第二次安倍政権(13年-18年)は6.15兆円。
安倍政権は、民主党政権期以上に公共事業を減らした政権なのです。これは、単なる事実です。』
久しぶりにブログを覗いたらまたこんなデマを流してますね。
2012年度の補正予算は2013年2月に成立したものなので、当然安倍政権が成立させたものです。ちなみに当時の民主党はこの補正予算に対し、数人の造反議員を出しつつも党としてはしっかり反対していました。
https://www.sankei.com/smp/politics/news/130227/plt1302270013-s.html
更に言えば2009年度の第二次補正予算から民主党政権の予算は始まったのですが、このときの予算における公共事業関係費は▲0.7兆円です。(前内閣の予算を一部執行停止)
http://www.mlit.go.jp/common/001218149.pdf
つまり民主党政権の公共事業関係費は下記のとおりです。
2009年:▲0.7兆円
2010年:6.4兆円
2011年:5.3兆円
2012年:4.6兆円(補正予算は安倍政権時に成立したので本予算のみ)
3で割ったら5.2兆円ですね。
逆に安倍政権の平均予算は2012年度の補正予算2.4兆円がプラスされるので6.55兆円となります。
まぁこんな間違いは珍しくもないので特に目くじらを立てることではないのですが、問題は上記指摘が当記事の2週間前「言論の闘い」と称した記事のコメント欄で指摘されていたことです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12530063342.html
なお、その指摘は削除され、コメント者はアク禁になってしまいました(スクショは添付のとおり)。