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習慣は人生を創る

どんなことを習慣にし、
どんな人生を創っていきますか?

前回の
「フロントスピーカー+リアスピーカー(低音域の調整)」
の記事では、
「Mid」レンジと「Low」レンジの
低音域の調整の仕方について書きました。


今回の記事では、
僕の調整例を取り上げて解説したいと思います。


低音域を調整する上で大事なのは、
「低音をどう聞くか」です。


リアスピーカーに全ての低音を任せると、
音がこもったり曖昧な音になりやすいです。

ベース、ドラム、その他の楽器の低音部などを、
一つのスピーカーで鳴らそうとするのですから、
音が曖昧になって当然です。


僕の場合は、
低いベースの音(地響きのようなウーンという音)と、
ドラムキック(ドンッドンッという音)を、
よりはっきりと聞こえるようにさせるために、
ウーファーを付けています。


今回のセッティングは、
リアスピーカーをウーファーの代わりにして
低音を鳴らすわけですから、
正直あまり迫力のある低音は期待できません。


ちなみに、低音の音域を詳しく書くと、
低いベースの音なら30~60Hz辺りで、
ドラムキックは60~80Hz辺りです。


ということで、一つの例として、
「Low(リアスピーカー)」のLPFは80Hzにし、
18dBのスロープをかけます。


さて、「Low」のLPFの設定が終わったら、
「Mid」レンジのミュートを解除します。

そして、「Mid(フロントスピーカー)」と
「Low(リアスピーカー)」で、
低音がどのように出ているかを確認します。


リアスピーカーからの低音域(ベース・ドラム)を
はっきり聞こえるようにしたい場合は、
「Mid」のスロープを強く(急に)します。


僕の場合は、
「Mid(フロントスピーカー)」のHPFは125Hz、
スロープは36dBにしています。

125~160Hzの音域は、
高いベースの音
(メロディやリズムを担当する音)で、
フロントスピーカーからは
高めの低音を出力させています。


ちなみに、
「Mid」から125Hz以下の音を出力させると、
フロントスピーカーからも
ドラムキックの音が鳴り、
ドアが振動しやすくなるのでお勧めしません。

デッドニングをしっかりしていれば、
やや高めのベースの音ぐらいでは振動しません。


「Mid」のHPFを決めるのは
なかなか難しいのですが、
「Low(リアスピーカー)」からも音を出してみて、
自分の納得のいくまで
いろいろいじって調整してみてください。


一つ注意事項として、
DEH-970には、
「Low」のHPFがありません
(DEH-P01にはあります)。


32Hz以下の超重低音も
リアスピーカーから出ることになりますが、
あまり大きな音を出し過ぎると、
窓がビリビリと振動するだけで、
不快極まりないので注意してくださいね。


音域の調整については、今回の記事で終了です。


音域の調整は
ものすごく時間がかかる作業なのですが、
どんなに時間をかけてでも、
理想の音響を追求してほしいと思います。


次回からは、出力の調整について
書いていきたいと思います。
前回の
「フロントスピーカー+リアスピーカー(高音域の調整 その2)」
の記事では、
「Mid」レンジと「High」レンジの
高音域の調整の仕方について書きました。


今回の記事では、
「Mid」レンジと「Low」レンジの
低音域の調整の仕方について書いていきます。


「Mid」レンジの音域を調整する時は、
「High」「Low」レンジの出力を
ミュートにしておいてください。


前回の記事で、
「Mid」レンジの上の担当音域を決めるために、
LPF(ローパスフィルター)を使いました。

今回は、
「Mid」レンジの下の担当音域を決めるために、
HPF(ハイパスフィルター)を使います。


では、「Mid」レンジには、
下はどこまでの音域を
担当させればいいでしょうか?


「Mid」レンジのHPFをかける前に、
まず「Low」レンジ(リアスピーカー)を
どの帯域まで出力するかを決めます。

参考までに、160Hzが、
ドラム(キック)やベースの低音がよく聞こえる
周波数の上限辺りです。


「Mid」レンジ(フロントスピーカー)に、
ドラムやベースの低音を
担当させたくない場合は、
「Mid」のHPFは160Hzかそれより少し上にし、
そこからスロープをかけて調整していきます。


「Mid」(フロントスピーカー)にも
低音(主にベース)を担当させるか、
実際にドアスピーカーの音を聞きながら、
HPFの値・スロープの角度を
調整してみてください。


HPFの設定が終わったら、
一度「Mid」レンジをミュートにし、
「Low」のミュートを解除します。


ということで、一旦「Mid」の調整をやめ、
ここからは、「Low」の音域調整をしていきます。


まず、「Low」の上の音域をどこまで出力するか、
LPFを使って調整します。

高めのベースの音を
「Low(リアスピーカー)」に担当させたいなら、
LPFは160Hzまで上げてもいいと思います。


「Low(リアスピーカー)」に
どこまで上の音域を担当させるか、
実際に音を聞きながら、
LPFの値・スロープの角度を
調整してみてください。


一つアドバイスをすると、
「Low」と「Mid」の出力音域は
被らない方がいいです。

低音はただでさえ曖昧でぼやけた音なのに、
フロント・リアスピーカーから
それぞれ同じ音域の低音を出力させると、
余計にこもって聞こえてしまいます。


さて、ここで、低音を出力させる方法として、
2通りのパターンがあります。


まず1つ目は、
フロントスピーカーとリアスピーカーの
低音の担当音域を分ける方法。


リアスピーカーには重低音のみ
(低~中までの低音域)を、
フロントスピーカーには
高めの低音域を担当させるということです。


もう1つは、
フロントスピーカーからは低音は出力させず、
リアスピーカーに全ての低音を任せる方法。


スピーカーの性能も影響すると思いますが、
聞き比べてみて、
どちらにするか決めてください。

どちらにするか決めたら、
フィルター同士の周波数が
重なり合わないように離します。


例えば、「Mid」レンジのHPFを
160Hzにするのであれば、
「Low」レンジのLPFを
125Hzにするということです。


スロープが交わったところが
-3dBのところになるように調整すれば、
音のつながりが良くなります。

詳しくは説明書をご覧ください。


低音域のセッティングはまだまだ続くのですが、
次回、僕のセッティングを例として取り上げて
説明したいと思います。
前回の
「フロントスピーカー+リアスピーカー(高音域の調整)」
の記事では、
「High」レンジの調整について書きました。


今回の記事では、
「Mid」レンジと「High」レンジの
担当音域について書いていきます。


前回の記事で、
「High」レンジ(ツイーター)の担当音域は、
高音域が中心だと書きました。


出力しない下の音域(低音域~中音域)
をカットするために、
HPF(ハイパスフィルター)を使うのを
覚えているでしょうか?


「High」レンジには、
仮に1.25k(1250)Hz以下にHPFをかけたとして
話を進めていきます。

「Mid」レンジの音域を調整する時は、
「High」「Low」レンジの出力を
ミュートにしておいてください。


では、「Mid」レンジには、
どこの音域を担当させればいいでしょうか?


答えを言う前に、
「Mid」レンジでカットできる
音域について書きます。


「DEH-970」の「Mid」レンジは、
250Hzより下の音域(20Hzまで)を
カットできるHPFがあります。

そして、1.25kHzより上の音域(12.5kHzまで)
をカットできるLPF(ローパスフィルター)があります。


「DEH-P01」の「Mid」レンジには、
16kHzより下の音域(20Hzまで)を
カットできるHPFがあります。

そして、25Hzより上の音域(20kHzまで)
をカットできるLPFがあります。


今回は、
「Mid」と「High」の音のつながりをよくするため、
「Mid」レンジのLPFを使います。

LPFを使って、
どこまで高音域を出力させたいか
(どこからの高音域をカットしたいか)、
自分で調整してみましょう。


「High」レンジ(高音域)が下限1.25kHzまで
担当していると仮定しているので、
「Mid」レンジ(中音域)は、
上限1.25kHzまで担当させるのが
一つの方法です。


つまり、「Mid」レンジの
1.25kHzのところでLPFをかけます。

スロープの角度は、
「High」レンジの音と一緒に聞きながら
調整していきます。


LPFの設定が終わったら、
一度「High」レンジのミュートを解除し、
「Mid」と「High」で、
音がスムーズにつながっているか
確認してください。


音が分離していたり、
ダブって聞こえるようであれば、
「Mid」レンジのLPFのスロープの角度を
強く(急に)してみましょう。


または、「High」レンジのHPFを一つ上げて、
フィルター同士が重なり合わないように離します。

例えば、「Mid」レンジのLPFを
1.25kHzのままにするのであれば、
「High」レンジのHPFを
1.6kHzにするということです。


スロープが交わったところが
-3dBのところになるように調整すれば、
音のつながりが良くなります。

詳しくは説明書をご覧ください。


僕のセッティング(DEH-P01)は、
「High」のHPFは800Hzに、
「Mid」のLPFは5kHzにしています。
(どちらもスロープは36dB)

つまり、800Hz~5kHzの帯域は、
「High」「Mid」とも出力しているということです。


やや高めの中音域~高音域が
被ってしまっているのですが、
これには理由があります。


800Hz~5kHz辺りまでの、
やや高めの中音域~高音域を
担当する主な楽器は、
女性ボーカル(ソプラノ)、バイオリン、
笛(フルートやピッコロ)、
ピアノの高音部分などです。


音楽を聴く上で欠かせない重要パートが、
「High」レンジ(ツイーター)からだけだと、
心もとない音になってしまうからです。

クリアな音よりも迫力ある音を
重視した結果ということです。


実際のところは、ダブったように聞こえるどころか、
迫力感がありつつ、
クリアで繊細な音を鳴らすという、
とても理想的な音響に仕上がっています。

これは、ヘッドユニット・スピーカーが
高性能であるおかげでしょう。


スピーカーによって帯域を分けるか、
それとも一緒に出力するか、
これは個人的な好みなので、
いろいろいじってみて、
自分が納得のいく音を
追求してもらえればと思います。


さて、今回の記事では、
「Mid」レンジのLPFの調整について書きました。


次回、「Mid」レンジの、
HPFの調整について書いていきたいと思います。