(2014年5月5日の旅行記の続きです)
大分からは宮崎空港行き特急「にちりん」号に乗車。
1992年に登場した787系で、当初は博多~西鹿児島(現:鹿児島中央)間の特急「つばめ」用としてデビューした車両です。九州新幹線全線開業等の変遷を経て、今ではこの「にちりん」の他、日豊本線の「ひゅうが」「きりしま」、一部の「かもめ」等に使用されています。
6両編成と4両編成があり、これから乗車するのは6両編成の方です。
6両編成は下り先頭1号車が全室グリーン車。1両の車内になんと3種類の座席があります。
まず、デッキを入ってすぐ左にあるのが…
このグリーン個室です。入口の扉が開いていたので中の様子を撮りました。もちろん扉を閉めて完全な個室になります。4人定員で、グリーン券は部屋単位で発売され、人数に関わらず2人分のグリーン料金で利用できます。3人以上で利用する際にはお得ですね。
この個室の横を通り抜けた先にあるのが…
この一般的なグリーン席です。やはり1列-2列の配置です。ちなみに画像後ろに見える青い壁の中にグリーン個室があります。
上の画像と反対側から見たところです。通路に柱が見えますが、その向こうにあるのが…
このDXグリーン席です。今回はこの席で宮崎までの約3時間を過ごしました。
この壁の向こうは運転席ですが、787系では残念ながら前面展望は無し。代わりにハンガーと右側には絵入りの額縁が。この画像だけ見るとホテルの室内のようですね。
DXグリーン席は2人掛けの席と今回利用した1人掛けの席が各1つ、計3席だけです。一般的なグリーン席よりも料金は高いですが、今回使用している「HAPPY BIRTHDAY♪KYUSYU PASS」ではこの席も追加料金なしで利用できるので、計画段階から狙っていました。
2日前、博多駅でダメもとで空席があるか聞くと空いており、無事席を確保できました。大型連休中なのにラッキーだと思いましたが、結論から言うとこの列車のグリーン車はDXグリーン席にもう一人乗っていただけで、他の2種類の席は宮崎まで無人のままでした。
大分を発車し、先ほど大分駅内の「豊後にわさき市場」で買った弁当で昼食タイム。
「とりてんランチ」といい、大分名物のとり天がたくさん入っています。それでお値段が250円(注:現在は260円)と超破格! おいしくいただきました。
途中、佐伯~延岡間は約1時間ノンストップ運転。この区間は特急こそ毎時1本走っているものの、普通列車は1日に3往復、区間運転を入れても4往復という超閑散区間です。退屈なのと眠くなったのでひと眠りすることに。
DXグリーン席は電動リクライニング機能がついていて、目いっぱい倒すとこの画像のようにほぼフルフラットになります。足元に置いてあったサービスの毛布をかけて、夢の中へ…
延岡で起床。ここから客室乗務員が乗り、グリーン車サービスのおしぼりをありがたくいただきました。(注:現在はグリーン車サービスはありません)
やがて左側の車窓には、かつて超電導リニアの走行試験を行っていた宮崎リニア実験線が。
山梨の実験線が出来てこちらは役目を終え、線路敷には太陽光発電用のソーラーパネルがずらりと設置されているのが目につきました。
豪華な座席のおかげで約3時間の長旅も疲れずに宮崎に到着。さらに乗り継いで先へ進みます。
