(2014年5月3日の旅の続きです。)
三角から熊本に戻り、同行者とともに次は熊本電気鉄道に乗りに行きます。
熊本駅からは熊本電気鉄道のバス(通称電鉄バス)で、始発駅の藤崎宮前へ。
下車時に撮影したものですが、よく見ると扉が3つ付いているように見えます。しかし実は…
地方のバス事業者が首都圏等で使用された中古車を購入して使用する例は全国各地にありますが、この車両の場合、前事業者(おそらく元東武バスかと)では3扉使用していたものがここでは標準的な2扉で足りるので、座席を増やすため扉を塞いだものと思われます。
藤崎宮前からまず終点御代志まで乗りとおしますが、来たら良いなと思っていたこの車両に早速出会うことができました。
「くまモン電車」です。元は都営三田線の6000系で、熊本電気鉄道には2両編成が5本譲渡され、主力として活躍しています。そのうちの1編成が2014年3月14日からこのラッピングを施されて走っています。
くまモンといえば全国有数の知名度を誇り、地元の100円ショップでもくまモンイラスト入り商品が数点は売られているほどのゆるキャラですが、ご当地熊本では街中のあちこちに存在します。
この車両の場合、うち1両が世界初の「efWING」台車を装着していることを分かりやすくPRするためにくまモンをラッピングしたそうです。
そのため、扉部分には「efWING」のマークとくまモンが並んで描かれています。
ちなみに「efWING」台車とは、川崎重工業が開発したカーボン製鉄道台車で、軽量化と走行安定性・乗り心地向上等が図られているそうです。使用結果は順調のようで、2015年に入線した元東京メトロ銀座線01系も同じ台車を採用しています。
これは後刻北熊本で乗り換え時に撮影しましたが、台車が黒くなり赤いアクセントが入っているのがちょこっと見えるかと思います。
車内は、「efWING」台車を装着した御代志側1両だけがこのように改装されていました。
肝心の乗り心地ですが、両方の車両を乗り比べて見ると確かに「efWING」台車装着の方が揺れが小さいように感じました。ただ、カーブ通過時のきしみ音が大きいのが気になりました(今は改善されている可能性があります)。
御代志から同じ車両に乗って引き返し、途中の北熊本で上熊本行きに乗り換え。
この駅、改札口にコロちゃんがいます。
コーワのケロちゃん・コロちゃんの「地方民鉄応援プロジェクト」の一環でここにいるものと思われます。
(詳しくは日本民営鉄道協会、または「コーワのケロケロランド」のホームページにて)
ここから乗るのは、コロちゃんと同じ緑色をしたこちらの車両。
元東急5000系です。この時は「ケロロ軍曹」のラッピング電車になっていました。2012年10月から2年間の実施で、現在は緑一色の通常塗装に戻っています。老朽化のため来年春までに引退することが決まっています。(画像は諸事情で一部加工済)
約9分間の乗車で、終点上熊本到着。市電に乗り換えて熊本の中心街へと向かいました。
(おまけ)
中心街で同行者が連れて行ってくれたのがこちらの店。
キャサリン'sBARです。熊本出身のタレント・スザンヌのお母様と妹が営んでいる立ち飲みの店です。
初めて行きましたが賑わっていました。ここもある意味熊本名物かなと。



