![鳥](https://emoji.ameba.jp/img/user/mo/momokakuu/2820110.gif)
前々から、ぜひ挑戦してみたいと思っていたラーメンが、「鮮魚系」
魚介の中でも、生魚を使う鮮魚系は、非常に出汁が出にくいので、
一体どうやって作るのか、不思議でした
なお、鮮魚系を作る上で、絶対にやってはいけないと思うのが、
鍋の残り汁のようなラーメンです
鍋のようなスープなら、簡単に作れて美味しいのですけど、
ラーメンとしての求心力には絶対的に欠けると思うのです
以前、ある飲み会で、私が鮮魚を使ったラーメンを出したことがあります
飲み会出席者に食べてもらったのですが、
このラーメンは、ヤズを漬け込んだ生がえしを使用しました
次はかえしではなく、スープに生魚を使用してみたいという想いがありました
今回、使用した食材は、ブリのアラ、アサリ、手羽先
これを、僅かのネギと酒で炊き込みます
差し水を繰り返し、強火で4時間
白濁スープが完成します
魚介の場合、強火で濁らせるのがいいのか、
弱火で澄ませるのがいいのか、悩みます
弱火だと、吸い物っぽくなりそうだったので、
思い切ってガンガンに炊いてみました
かえしは、牛・豚・鶏の挽肉、薄口醤油、濃口醤油、椎茸、サバ節、味の素で作ります
「何で味の素
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と言われそうですが、実は昆布を切らしてましたので代用
出来上がったラーメン、極細麺を合わせ、シンプルにネギだけを盛って完成
![子育て 時々 ラーメン](https://stat.ameba.jp/user_images/20101222/10/thomascat0816jerrymouse/59/54/j/t02200165_0800060010932270185.jpg?caw=800)
一口スープを飲むと、美味しい
調理行程を全く見ていないひよこっちが、材料を言い当てていきます
どうやら、魚介の味をそれなりに引き出せているようです
豚骨に使いそうなこのかえしは、改良の余地ありです
あまり出汁に合ってません
本当は、魚介系香味油も作りたかったのですが、それは次回の課題
食べ進める内に、このラーメンの欠点が見えてきます
優しすぎて、パンチ不足
パンチのないラーメンは、どんなに美味しくても、
ラーメンとしての重要な構成要素を落としていると思います
この作り方では、これ以上のパンチを出す方法が思いつきません
何か根本的に、製法を変えないといけないのでしょう
それから、鮮魚系、原価がかかりすぎます
店で出したら、ラーメン一杯1000円になってしまいそう…
何度か私がここで書いたことですが、
「ラーメンの製作工程は、材料の仕入れを含め、
無駄のない透徹されたフローでなければいけない」
鮮魚系を透徹されたフローにするためには、
材料の仕入れが最大の難点だと思います