化ムリ鉄 | オートバイ

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素人作業の自分用メモです。
間違ったことも書いてあります。
無いとは思いますが、参考にされても責任なんて持ちません。


SRを鉄リム化したーい!

という事でチャレンジ。

まずはリア。
お!良いね!グッとクラシックな感じになった。
コレは同じヤマハ ブロンコのリムが流用可能との事でアッサリ組めた。

問題はフロント。

ブロンコのフロントはディスク。
SRのディスク・ハブを使用するとポンで組めるようだが、ココはドラムで組みたいところ。

ディスク・ハブはハブ径が小さくなるので、スポーク長が長くなりスポーク・ニップルの座面角度が小さくなるので、座面角度が大きくなるドラム・ハブと互換が無い。

ブロンコのリムは諦めて、19" X 36穴の鉄リムを探索。

無い!
CBやZ用の19" X 40穴は新品が安く手に入るのに!
19"ドラム・ハブ用の鉄リムなんて需要が無いのだろう。
XS-1のリムなら組めそうだけど、純正新品は出ないしリプロ品は高価でCBやZ用の2倍以上!

ふと思い付いた。
英車でよくある組み方で組めばイケるのでは?

SRのフロントは2クロス(スポークが4本目と交差するヤツ)で組んである。
コレを1クロス(隣のスポークと交差するヤツ)で組めばスポークが立つので座面が取れるかも?

スポークが立つとハブからリムへの距離が短くなってしまうので、スポーク長を決めてサンダーで切り落とす。

スティンキーで借りたスポークのネジ切りでネジを作る。
転造と言って、スポークにローラーを押し付けてネジ山を作る方法で、切削ネジより強度があるネジが作れる。
切削ではないので切り粉が出ない!

後で知ったんだけど、このネジ切りってレアな工具みたい。
自転車用のローラーは見つかるけど、オートバイ用の大きなローラーは廃盤。

36本も作るのメンドクセーが、金がない奴は手を動かすのだ。

仮組みしてみるとニップルのクビが少しキツイ。
仕方がないのでリムの穴を拡大してクビに余裕を持たせた。
穴からニップルがチラリと見える…。そのままでは怖いのでニップル・ワッシャーを入れた。

なんか嫌だな。なんて思ったけど近くにあった1978 SR500のFホイールを見たら、穴がニップルにピッタリではなく、同じようにワッシャーがチラリと見える。
こんなもんか。大丈夫だろう。

しかし、DIDの鉄リムページに

リムの追加工はご使用にあたり、危険を伴いますので絶対にしないでください。

とか書いてあるので自己責任でね!

仮組みした。

ハブを塗って組んでいく。

タイヤを組み付け完成!

クロスが少なくなると線が細く見えて格好良いね!

工場長に監視されながら換装。

早よ組め。

鉄リム化完了!

工場長も試乗⁈
やはりと言うか当然だけど、取り回しは重くなった。
英車のようなジャイロ効果を感じられるか?
と思ったが走るとヨクワカラン。鈍感だね。