長らくご無沙汰を致しております。

新しい職場、住まいでの暮らしもアッという間に8ヵ月以上が過ぎ去ってしまいました。

 

我が家の主役といえば以前はBaseballでしたが、今はこの子。

無邪気に知らない人について走ってますな(笑)

この子のお陰で先月でしたか、川べりを散歩していたらゆずの船上ゲリラライブに遭遇しました。

こういうのはいかにも東京らしい出来事でしょうか。

たまには自由に遊ばせてやりたいという事で先月は休暇をとって富士山二合目まで出かけました。

まだまだ車に乗ると必ず酔って吐きますが、頑張って慣れてもらって、遠くない将来に一緒に西日本の旅に出たいですね。

 

無事東京にて仕事が見つかり、来週から就業開始となります。

現在は部屋探しに着手したところで金曜にも新居が決まれば良いなという状況で、また追って新たなファミリーたる犬を迎えようという状況でもあります。

少々先になると思いますが、新しい環境に慣れ、落ち着いて休みでも頂ける状況になれば友人、知人を訪ねる旅に出たいなと思っています。

 

こちらの今朝の最低気温は氷点下4度。

隣のモーテルの屋根も白くなり霜が降りているようでした。

お盆前には帰国の見込みで準備を進めていますが、この真冬から真夏に降り立ち体が素直に適応できるかという点に若干の不安を覚えます。日本の30度を超える暑さ、そしてアジア特有の湿度。2015年の夏以来、二年ぶりの日本の夏。ま、適応する以外にないですね。

残念ですが、今後の人生においては諦めと妥協が多くなるでしょう。

 

今回の移住計画、チャレンジの失敗の原因には私の見込みの甘さというのもあったと思います。オーストラリアに3年暮らした経験がある故、その似た国という先入観に対して非なる国という現実も多かったです。(ただし、治安、危険度合いという点ではメルボルンの最恐路線に暮らした頃の方が緊張感は高かったです。)

また、私一人なら我慢も出来たり気にならない事もカミさんは同じようには行かないという事をもっと良く理解しておくべきだったかもしれません。

と言っても、今回のチャレンジをしなければ良かったとは思ってもいませんし、いくつかあった目標のうちの何個かは達成した部分もあるので、それはそれで良かったと思います。

 

ちなみに、ですが先日のシャワーからお湯が出なくなった事件。

結局のところタンクが空になったのが原因だったようです。

こんなタンクがテラスの脇に置いてあります。(こんなの日本はもちろん、オーストラリアでも見た事ないんだけどなあ…。)

こいつが空になると全てのお湯が止まるらしいです。他の方のブログなどを拝見するとこの国に来ると多くの日本人がこの悲劇に遭遇するようです…そりゃそうだよな…日本では「湯水の如く」という言葉があるように、お湯とか水なんて普通に必要なだけ出てくるもの…ホームステイなどをすると「シャワーは一人何分まで」などとホストファミリーから通告されるのもありがちなんだとか。

 

ブログの更新はこれが最後かな。

それにしてもカミさんは帰国準備が楽しそうだ(苦笑)

 

追伸、

こちらの野球の発展にはあと四半世紀くらいの時間がかかるでしょうかね。

最大の理由は、練習しないから。やらなさすぎる。これに尽きます。

先ほどシャワーを浴びていたら、

 

お湯が出なくなりました。

 

調べてみると「タンクが空になった」説が現状有力なようだ。

 

明日の朝になってもお湯が出なかったら不動産屋に行って修理を頼まねば…

その場合、この土日は確実にシャワーは使えないな(苦笑)

土日に修理に来るなんてね、しかも依頼を出してすぐに来るなんてね、この国じゃありえませんから…

 

今日は皆様に残念な報告を致します。

表題の通り、我が家は移住計画を断念し帰国する事と致しました。先ほど車も売り渡し無事処分できました。

 

断念の理由等々は直接皆さんにお会いする機会があった時にお話しすることと致しましょう。

これまで一年半以上の間ここで暮らした総合的な感想を述べるとすれば、ここの暮らしは途上国とするなら随分良いのだろうが、先進国だと思えばかなり酷いという所でしょうか。オーストラリア、メルボルンの暮らしと比べたら豊かさ、Quality of Lifeという点で随分落ちるし、ゴミゴミした日本の首都圏の方がむしろマシかもしれないと感じる今日この頃。

 

メルボルンのCBDから近場の公園なら必ず園内で過ごす時間を楽しむ人を沢山見かけるものですが、この国では非常に少ない。写真撮影でもしていたら「撮ってあげましょうか」と気さくに近寄ってくるのがオージー。公園だけでなく動物園でもウェディングの場面に時々出くわしたメルボルンですが、この国ではそんな場面に遭遇した事もないです。こうした辺りに治安面や気質面の大きな違いが見て取れる気がします。

 

良い所がないという事は全くないですが、友人達のご子息が留学される機会があれば私は断然オーストラリアをお勧めします。

 

東京に戻ってまた出直し。残念…(ですが、カミさんは内心喜んでるだろうな、苦笑)。