寝ても覚めても
JNEC秋季ネイリスト技能検定試験も無事終わり、
受験生の皆さんは、
合否結果の不安もありつつ、
とりあえず、
ホッと一息ついてるころではないでしょうか。
「Nailist」ネイルスクールの生徒さんは、
次なる目標に向かってスタートしています。
今、
まさにほっと一息つきたい時期なのにもかかわらず、
次の目標に向かって動き出す。
彼女たちは、かなりモチベーションが高いって言えますよね。
そのモチベーションといえば、
何をするにしても動機づけが肝心 ですよね。
動機とは辞書によれば「ことを発動するきっかけ、はずみ」とあります。
このことを私流に考えてみると、
”何かをやろうとするときの自分自身に問いかける思いや考え”
ではないかと考えます。
そして、
動機が強ければ強いほど行動は積極的になり、前向きな努力をします。
特にきっかけ、はずみが弱いときの行動は、消極的でやる気が見えない行動になると思います。
よく業界内で行われる講習会やサロンでの勉強会などでも、
自分の仕事に必要であると思って出席するときは、
居眠りもせず積極的に参加して、ひとつでも多くのことを覚えて帰ろうとします。
しかし、
”どうでもいいや”とか
”こんな講習なんおやくにたつの?”と考えて出席すると意欲もわかずに、
場合によっては、講師に反感さえ持つこともあります。
以上のように私達が何かの行動を起こすときの動機は、
その行動を決定し、成果や結果を決めてしまいます。
そこで仕事の面でも私生活で何かをやるときも、自分自身で、
”何の為にやるのか”、
”それをやることにより自分がどのように変わるか”、
”どのようなメリットがあるのか”
をじっくり考えることが大切です。
その動機づけが定かであればあるほど成果があり、首尾は上々ということになると思うのです。
というように本来モチベーションとは、
本来自分自身でコントロールするものですが、
時として外的要因に影響を受けることもあります。
我々も生徒さんに対して何らかの影響を与えることができるわけで、
そう考えたとき、
生徒さんのモチベーションに良い影響を与えつづける、
つまり、モチベーションを管理することも我々の仕事だといえるのではないでしょうか。
我々指導する立場の者は、そういったことも踏まえて
我々の仕事が与える影響、
社会的意義役割とは何かを、
責任とは何かを
常に寝ても覚めてもど真剣に考える必要があると思うのです。
残念です…。
ど真剣!
検定試験を目前にして、「Nailist」ネイルスクール名古屋本校・豊田校・浜松校の生徒さん達は、
日々もがき苦しみながら練習に励んでいます。
(決して弊社スクールの生徒さんに限った事ではないですが。)
そんな彼女たちに今だからこそ敢えて伝えたい言葉があります。
「学びて思わざれば則ち罔し(くらし)」
平たく言えば、「学ぶ時にちゃんと考えなさい」ということです。
これを聞くと、集中している時は、そんなこと言わなくたって誰もが自然とそうしてるよって言われる方があるかもしれませんが、
より集中している時だからこそ、それを伝えることで、
その言葉が、彼女たちのより深いところに入っていくでしょうし、
さらに深く考えるようになると思います。だから敢えて”今”なんです。
ところで、
今の世の中、「悔しい」とか「苦しい」という感情に向き合わず、
何かと理由をつけて逃げてばかりいる人が多いような気がします。
生活が豊かになるほど、そういう感情を覆い隠しても生きていけるようになっているからでしょうか?
でも、
そうやって逃げていたら、いつまでたっても成長は望めない。
「悔しい」「苦しい」と感じるところにいると、
人は「私はこうしたいんだ」という思いが強くなる。
悔しさを乗り越えようとするパワーこそが、
自分の可能性を見出してくれる。
「できた!」と実感できたとき、
自分自身の可能性に気づき、”また頑張ろう!”と思うんじゃないでしょうか。
「悔しい」「苦しい」は、本気でやってるからこそ湧き出る感情です。
何かに本気で取り組むから、
「悔しい」、「苦しい」という感情が湧いてきて、
その感情から逃げずに乗り越えようとするから、
自分でも気づかなかった力を発揮できるんだと思います。
もしかしたら、
人生の楽しさは、こうして今の自分を乗り越えることにあるのかもしれないですね。
だから、
自分で自分の可能性に線を引いてしまうことほど、
つまらないことはないと思います。
そして我々が自覚しなければいけないことは、
生徒さんに本気で取り組んでもらおうと思ったら、
先ずは、我々自身が燃えることだということ。
自分が本気でやってるって肌で感じてもらってこそ、
相手に何かが伝わるだろうし、相手に火がつくんだと思います。
そしてさらにもう一つ、
検定試験をテーマに考えたとき、
検定不合格を生徒さん自身のせいにしては絶対にいけないということ。
「あの子が今回駄目だったのは、練習不足だったからだ」とかなどと、
ついついそう言い訳をしがちではないでしょうか。
私自身にも身に覚えのあることです。
なぜ練習不足だったのか?
そもそも
本質は、生徒さんの心に火をつけてあげられなかったことが、
原因としてあるのでなないでしょうか。
本来結果は、
指導する側と指導される側との間での相乗効果から生まれることです。
しかし、
そこのは我々指導者の存在が大きく影響していることも
しっかりと自覚しておかなければならないと思います。
「言い訳をしない」、それがプロなんだから。
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