秋の気配を感じながらブックレビューです。
今回は「英語を学ぶのは40歳からがいい」
英語を学ぶのはもちろん早ければ早いほうがいいと思われますが、
この本では必ずしもそうとは限らないということを伝えています。
仕事など必要に迫られ英語を始めた40歳以上の会社員の多くは
「記憶力が・・・。」
「英語なんてすっかり忘れてしまった。」
これらのことは使える英語を学ぶには全然関係ないらしいのです。
受験のための単語の暗記ならいざ知らず
会話として学ぶ英会話は勉強というよりも
むしろお稽古ごとに近い感覚といえば
ご理解いただけるのではないでしょうか。
そう、習うより慣れろということですね。
しかも学生とは違って目的意識や興味を持って取り組んでいるので
むしろ上達が早いというのがこの著者の持論です。
さらに日本人の英語学習の弊害を忘れてしまっているというメリットもあります。
もちろんネイティブのようにはいかないまでもかなりのレベルまで
到達可能というからうれしい限りではありませんか。
代表的なコツを3つの習慣として紹介しています。
まず毎日の音読、20分
自分が発音できる音しか聞こえないというのです。
発音できるから聞き取れる、発音できないと聞き取ることができません。
だから英語を聞き流すだけではだめだということです。
次に多読
これは英語を英語として理解するのに役立つのだそうです。
もちろん辞書を引かなくてもいいくらいのレベルから始めてこれも音読します。
そして最後は必要最低限の表現を身につける
「あなたのドレス素敵ね」というとき
多くの日本人は
Your dress is beautiful.と表現します。
文法的には間違いはないのだそうですが、実際によくつかわれる英文は
I really like your dress.
人をほめる場面では I like ~.が一般的だそうです。
さらに
Where did you buy it?と付け加えると達人!?
ちなみに巻末に著者推薦の44の英語表現が載っています。
日常のコミュニケーションにおおいに役立つ表現ばかりです。
あとやってはいけない勉強方法もあります。
一言でいえば受験英語全般、TOEIC対策などなどです。
英会話学校についても言及しています。
さらに日本人英語独特の勘違いなるものも多数載っています。
よく言われることですが、中、高、大学と10年も英語を学習しても
会話できないとは皮肉な話です。
今からでも遅くはありません、ぜひ挑戦してみませんか。
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