また前回の続きです。
不安だった治療をなんとか終えた後、一ヶ月半ほど入院生活を送り
ようやく退院にこぎつけます。これでようやく症状から開放されるかと
思いましたが、そう簡単にはいきませんでした。
退院してから最初の診察の後、昼ごはんを食べている最中に
痛み出しました。激痛ではなかったものの再発です。
ようやく退院できて一安心とと思ったのもつかの間、病院に逆戻りです。
またしばらく絶食生活が始まります。と同時に点滴で痛みを抑えながら
様子を見ていきます。
またこの時も結局痛みは治まらず前回と同じく内視鏡をつかった処置を
行いました。前回より太いステントを入れるのです。
これが3月の話でこの3学期はほとんど学校には行けませんでした。
勉強も気になるところですが、体がこれでは話になりません。
そのまま4年生を迎えますが、痛みとは中々縁が切れずに入退院を
繰り返していきます。日によっても調子のいい日と悪い日があります。
そして入院中付き添っている家内からの朝のメールが
とにかくどきどきものでした。
「今日は調子良いみたい。」ならいいのですが、
「今日は少し痛いみたい。」や「今日は結構痛い。」
となると心配が膨らみます。
とにかくひやひやしながらメールを見ていたのを思い出します。
一方、先生はというと
「このままこの治療を繰り返し、痛みを抑えながら中学生くらいまで
引っ張って内臓がある程度の大きさになったら手術するのがいいでしょう。」
とのこと。
どんな手術かというと小腸とすい臓を縦に割ってそのまま縫い付けると
いうものです。
聞くだけでも怖いですね。それでも症状が改善しない患者も
いるのだそうです。
そんなリスクを負ってまで手術を受けさせるわけにはいきません。
取引先の関係者に聞いても
「この病気は薬も効果は期待できず、やはり他のアプローチが
いいのでは。」
これには途方にくれました。
これぞ溺れる者は藁をもつかむの心境です。
しばらく暗い内容ですが、また次回に続きます。