ただいま、トマス(アメリカンカール)、ロビン(黒猫)、ソバ(モフなトラ猫)。
先般、このブログを読んでくださっているという方から
初めまして。いつも楽しく読んでいる猫大好きの学生です。もうすぐクリスマス、教育学部のレポートでサンタクロースについて書こうとしているのですが、まよさんのお姉さんが中学2年生までサンタさんを信じていたと読みました。お姉さんのご様子や、ご両親がどうやって信じさせたかなど、差し支えない範囲で、ブログかメールで教えていただけませんか? またまよさんは何歳まで信じていましたか?
こんなメールをメールフォームからいただきました。
いつも読んでくださってありがとうございます!
※わがやのサンタクロース事情をご存じない方は、このブログ とかこのブログ を読んでね。
まさかこんなブログを大学の教育学部のレポート課題の1素材にしていただけるなんて、光栄の限りです!(大丈夫なのかという思いもありますが笑)
ということで、早速回答します。
ちょっと文字だらけなので、今までのお気に入りの写真を本文とは関係ないですが紹介しつつ。
■サンタさんを長く信じていた時の様子
まず、おねえちゃんのおねえちゃん(わたしの姉)は、なんと中学二年生までサンタクロースの存在を信じていたことを、茶化してブログに書いてきましたが…。
白状します。
おねえちゃん(あたし)も、中学一年生まで信じておりました。笑
わたしたちはトシゴの姉妹なので、同時期にサンタクロースを卒業したということになります。
サンタクロースをある時から突然信じなくなったわけではなく、「サンタさんの存在を信じることから卒業しなきゃ、大人になれないんだろうな」という、焦りのような、不思議な感情からだったと記憶しています。
信じなくなるのは簡単なのですが、無垢に信じることを許される子どものままでいたいという甘えのような感情も、同時に存在しており、結構葛藤したのを覚えています。
中学2年生の冬に(ちょうどあんどんがわが家に来た時の冬に)、サンタさんに最後の手紙を書きました。「大人になるために、サンタさんにお願いすることはもう辞めます。いままでありがとう」といった内容だったと思います。結局、渡せなかったけれど。
姉とはこの点話していませんが、姉妹で、「サンタさんっているわけないよね。もう今年からは頼むのをやめようね」なんていう話はなく、自然と二人同時に頼まなくなったので、姉も似たような感情だったのではないかと思います。
■どうして私たちにサンタクロースをここまで長く信じさせることができたのか
「サンタさんなんて居ない!」という感情からサンタさんにプレゼントをお願いしなくなったわけではないので、「あの人」(母)に、直接的に「サンタさんってママだったんでしょ」とは聞いたことがありません。
ここで凄いのは、仮にそれを聞いたとしても、31歳になったでっかい娘を前にしても、いまだに、「あの人」は絶対、「違うよ」と答える点です。笑
つまり「あの人」はとことんサンタさんの存在に関して、まさに徹底していたのです。
たとえばサンタさんが居ないといった主旨のテレビ番組をふと観てしまったときに、隣にいた「あの人」は、「やだわ!この番組間違ったこと言っているわ!だめねやっぱり日本のテレビは~」と言っていました。
サンタさんをまだ信じていることを茶化され、学校でいじめられて帰ってきて、それを相談した時には、「サンタさんはいるわよ!」と断言していました(それはそれでどうだったんだろうというツッコミもある)。
ただ、抜けもありました。
・サンタさんに頼んだカシオのジュニアワープロに同封されていた保証書に、最寄りの大型電気店だった「ビックカメラ池袋店」という判子が押されていたのを不可解に思った
・それに「無料延長保証」に申し込んだのであろう「あの人」の名前が記載されていてさらに不可解に思った
・ふざけたプレゼントを頼むと、「あの人」が激高して「21世紀子ども百科」にするよう押し付けてきて、それを嫌がると「世界クラシック音楽大全集CD」(「あの人」はクラシックが好き)を勧めてきたので不可解に思った
・犬が飼いたいとお願いしたとき、本物の犬ではなくぬいぐるみの犬が届いた。それには、サンタさんからの謝罪の手紙が同封されており、「ことしは、いい犬が捕まらなかった」というわけのわからない弁明なので不可解に思った(ちなみにぬいぐるみの犬たちはBBのマウンティングによってすべて破壊された)
・サンタさんからの返事が妙に「あの人」の字と似ているので不可解に思った
・ちなみにおねえちゃんは、悪夢を食べてくれる伝説の生き物「バク」に寝る前に手紙を書き、朝に返事を受け取ることを、1年ほど続けた頃があったが、その「バク」の字も、サンタと「あの人」の字と似ているので不可解に思った。あと、手紙に添えられた絵がめちゃくちゃ下手 なのが共通していた。
■サンタクロースの正体
ところで、世に言う、トナカイという哺乳類が空飛んで、ヒゲ生やした大柄のじいさんが、なんともいえない赤い服を身にまとって、資金源がどこかもわからないプレゼントを世界中にばらまく…この姿のサンタクロースは、確かにどう考えても居ないでしょう。
でも、わたしは、親が、我が子に、穢れなく無垢に居て欲しいという想いそのものが、サンタクロースであると思っています。
だから、サンタクロースは居ないわけじゃないと思うんです。
そして、わたしのこころの中には、幼いころのサンタクロース(練馬区担当)は、いつまでも、存在しています。
<過去記事コーナー>
☆ おねえちゃんのなかでお気に入りの記事を毎日一つずつご紹介します^^
本日は、2013年1月9日の「ちょっとアレなディーラーショップ 」
これ、三本の指に入るくらいお気に入りの記事です♪

