2024 皐月賞 結果 3歳牡馬クラシック三冠の初戦を制したのは? | 趣味のブログ

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今週は「3歳牡馬クラシック三冠」の初戦「皐月賞」。

今年もフルゲートの18頭立てとなるはずだったがスタート直前に「ダノンデザイル」(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎)が「右前肢跛行」を発症した為、競走除外で17頭立てとなった。

人気は前走の「ホープフルS」を2017年のG1昇格後、牝馬として史上初制覇をもたらし、1948年の「ヒデヒカリ」以来、76年ぶり史上3頭目の牝馬の「皐月賞」制覇を狙う「レガレイラ」が1番人気に。

新馬勝ちから前走の「共同通信杯」(G3)を無傷の2連勝で制し、昨年の「ソールオリエンス」に続く史上21頭目の無敗制覇を狙う「ジャスティンミラノ」が2番人気に。

昨年の「朝日杯FS」を制し、前走の「共同通信杯」(G3)の2着敗戦から巻き返しを狙う「ジャンタルマンタル」が3番人気に推された。

単勝10倍未満は5頭、10倍以上20倍未満は4頭がひしめく大混戦となった。

果たして、「3歳牡馬クラシック三冠」の初戦を制するのはどの馬か?

































































スタートで「ビザンチンドリーム」が立ち遅れた。

先ず「メイショウタバル」がハナに立って1コーナーをカーブ、3馬身差の2番手に「シリウスコルト」、2馬身差の3番手に3番人気の「ジャンタルマンタル」、半馬身差で内に「アレグロブリランテ」、その後ろの5番手に2番人気の「ジャスティンミラノ」、ほぼ並んで内に「ミスタージーティー」、「サンライズジパング」が続き、1馬身差の中団に「シンエンペラー」、それから「コスモキュランダ」、3馬身離れて「ホウオウプロサンゲ」、2馬身離れて後方にかけて「ルカランフィースト」、「サンライズアース」、直後に「アーバンシック」、「ウォーターリヒト」、後方2番手に1番人気の「レガレイラ」、2馬身差の最後方から「エコロヴァルツ」と「ビザンチンドリーム」という隊列になった。

1000m通過は57秒5とハイペースに。

逃げる「メイショウタバル」は5馬身程のリードで3コーナーをカーブ、単独2番手に「シリウスコルト」、3番手に「ジャンタルマンタル」で「ジャスティンミラノ」は3~4コーナーの中間からゆっくり進出、これを見ながら「シンエンペラー」や「コスモキュランダ」も進出、後方から「アーバンシック」らが追い上げを始めた。

「メイショウタバル」が先頭で最後の直線に入るがリードは殆ど無くなり、「ジャンタルマンタル」が馬場の4分どころを通って先頭に立ち、内で「シリウスコルト」が食い下がるが、馬場の真ん中から「ジャスティンミラノ」、「シンエンペラー」、「コスモキュランダ」が脚を伸ばし、後ろから「アーバンシック」、「レガレイラ」が追い上げに来た。

先頭で「ジャンタルマンタル」が坂を駆け上がったが「ジャスティンミラノ」と「コスモキュランダ」が併せ馬で脚を伸ばし、「ジャンタルマンタル」を外から交わして並ぶようにしてゴールイン。

結果、内の「ジャスティンミラノ」が「コスモキュランダ」をクビ差凌いで優勝。

3戦3勝の無敗で重賞2連勝&G1初制覇&クラシック一冠目をもぎ取った!

勝ちタイム1分57秒1は2015年の「中山金杯」(G3)で「ラブリーデイ」が樹立した1分57秒8を0秒7上回る中山芝2000mのコースレコードに。

無敗での同レース制覇は昨年の「ソールオリエンス」に続いて史上21頭目。

キャリア3戦目での同レース制覇は2歳(旧3歳)戦が行われる様になった1946年以降では昨年の「ソールオリエンス」に並ぶ最少キャリアのタイ記録に。

父の「キズナ」産駒はクラシック初制覇となった。

鞍上の「戸崎圭太」騎手は同レースは2018年の「エポカドーロ」以来で2勝目。
G1は昨年の「安田記念」の「ソングライン」に続いて通算12勝目とした。

同馬を管理する「栗東」の「友道康夫」調教師は同レースは2009年の「アンライバルド」以来で2勝目。
G1は昨年の「有馬記念」の「ドウデュース」に続いて通算19勝目とした。

2着に「コスモキュランダ」(7番人気、美浦・加藤士津八厩舎)、3着に「ジャンタルマンタル」(3番人気、栗東・高野友和厩舎)が入り、3連単は3万馬券の波乱となった。

一方、「レガレイラ」(1番人気、美浦・木村哲也厩舎)は後方からメンバー最速タイの上がり33秒9の脚で追い上げたが6着に敗れ、1948年の「ヒデヒカリ」以来、76年ぶり史上3頭目の牝馬の「皐月賞」制覇はならなかった。

これで今年はG1開幕戦の「フェブラリーS」から1番人気馬は6連敗、馬券圏内に入ったのも先週の「桜花賞」のみで他5レースは馬券圏外に沈んでいる。

レース結果はこちら

今年の「皐月賞」の馬券の売得金(売上げ)は190億6331万5800円(発売総額205億8069万0500円、返還15億1737万4700円)(前年比94.6%)を記録。
昨年の約201.4億円から約10.8億円のダウンなったが発売締切後の競走除外馬による返還が影響した事によるもの。
発売総額から比較すれば前年よりも約4.4億円のアップであった。

来週はG1開催はひと休みに。

そして地方では今年から創設された載冠「3歳ダートクラシック三冠」の第1戦で今年から交流G1になった「羽田盃」(Jpn1)が「大井競馬場」で行われる。

果たして、記念すべき初年度の最初の一冠目を一冠目をもぎ取るのはどの馬か?