「クリストフ・ルメール」騎手(44歳、栗東・フリー)が日本時間31日(日)未明に行われた「ドバイターフ」(G1)で「キャットニップ」(11番人気、せん5歳、アメリカ産、アメリカ・M.スティッドハム厩舎)に騎乗、最後の直線で騎乗馬が大きくバランスを崩して転倒して落馬した。
レース後、「ルメール」騎手は検査の為に病院に搬送された。
この為、今後騎乗予定だった「ドバイシーマクラシック」(G1)の「スターズオンアース」(牝5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)は「L.デットーリ」騎手に、「ドバイWC」(G1)の「デルマソトガケ」(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)は「O.マーフィー」騎手にそれぞれ乗り替わりとなった。
後に「ルメール」騎手の「肋骨」と「鎖骨」の骨折が判明、騎乗馬「キャットニップ」も骨折により安楽死の処理が取られたと現地主催の「ドバイレーシングクラブ」から発表があった。
今後、「桜花賞」(G1、4月7日、阪神)の「チェルヴィニア」(牝3歳)や「皐月賞」(G1、4月14日、中山)の「レガレイラ」(牝3歳)といった大舞台の有力馬に多数騎乗予定。
現時点で今後について明らかになっていないが戦線離脱となれば春のG1シリーズに大きな影響が出そうだ。