2024 大阪杯 結果 春の古馬王道路線の初戦を飾るのは? | 趣味のブログ

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競馬(JRA・G1が中心)、カラオケの採点(精密採点、全国採点GP)、メダルゲーム(最近はスターホースのみ)好きです。特に簡単な事はTwitterで呟いてます。テレビ出演されているアマチュア歌い手も応援したいです。

春の4週連続G1開催の第2弾は2017年にG1昇格した春の古馬王道路線の初戦で中距離頂上決戦「大阪杯」。

今年もフルゲートの16頭立てで2021年から3年連続フルゲートメンバーとなった。

昨年のダービー馬「タスティエーラ」が1番人気に。

前走の「京都記念」(G2)で2着の「ベラジオオペラ」が2番人気に。

前走の「香港C」で8着から巻き返しを狙う「ローシャムパーク」が3番人気に推された。

単勝10倍未満は5頭、10倍以上20倍未満が4頭と上位は混戦となった。

果たして、春の古馬王道路線の初戦を飾るのはどの馬か?
(下にスクロールすると続きが読めます)


































































レースはスタートで出遅れは無く、ほぼ揃った。

先ず内から「スタニングローズ」が前に出ると2番人気の「ベラジオオペラ」も鞍上が促して積極的に2番手を取りに、外からは「リカンカブール」も先行して1コーナーへ向かい、並んで内に1番人気の「タスティエーラ」、直後に「ジオグリフ」と「ハーパー」と「プラダリア」も先団の位置に、1馬身離れた中団に「ステラヴェローチェ」と「キラーアビリティ」、それから3番人気の「ローシャムパーク」が向正面直線に入るとポジションを一気に押し上げて、「ソールオリエンス」も中団から動いて先団へ、「ミッキーゴージャス」、「ルージュエヴァイユ」が中団やや後ろ、「エピファニー」、「カテドラル」、そして1馬身差の最後方に「ハヤヤッコ」という隊列になった。

前半1000m通過は60秒2でスローペースだが、前半800m過ぎから早くもペースが上がった。先頭のスタニングローズは1馬身のリード。2番手でベラジオオペラとローシャムパークが並んでガッチリとマーク。その後ろもソールオリエンス、リカンカブール、ジオグリフらがかたまっていた。残り800mを過ぎてスタニングローズを見ながらベラジオオペラ、ローシャムパークがいい手ごたえで4コーナーへ。その後ろの馬たちもついていき、タスティエーラはジョッキーの手が動きながら最後の直線へ入った。

スタニングローズが先頭だが、ベラジオオペラとローシャムパークがじわじわと接近。その後ろの列はタスティエーラの伸びがひと息で、内からルージュエヴァイユが末脚を伸ばしてきた。外からはソールオリエンスではなく、ステラヴェローチェが追い上げてきた。

坂を駆け上がりベラジオオペラがスタニングローズを交わしてに先頭に立ち、ローシャムパークとの追い比べ。そこに内からルージュエヴァイユも加わってきて、激しい叩き合いとなった。大外からはステラヴェローチェが凄い脚で飛んできたが、前の3頭がもつれるようにゴールイン。3頭併せの真ん中にいたベラジオオペラが勝利を果たした。

昨年5着の雪辱を果たし、G1・3戦目で初制覇、重賞は昨年の「札幌記念」(G2)以来の勝利で3勝目。

鞍上の「横山和生」騎手は同レースはG1昇格前も含めて初制覇。
G1は2022年の「宝塚記念」の「タイトルホルダー」以来で通算3勝目とした。

同馬を管理する「栗東」の「上村洋行」調教師は同レースはG1昇格前も含めて初制覇。
そして、開業5年目で悲願のJRAG1初制覇とした。

2着に「ローシャムパーク」(3番人気、牡5歳、美浦・田中博康厩舎)、3着に「ルージュエヴァイユ」(11番人気、牝5歳、美浦・黒岩陽一厩舎)が入り、3連単は9万馬券と紐荒れの結果に。

一方で昨年のダービー馬「タスティエーラ」(1番人気、牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)は11着に敗れた。

これで今年はG1開幕戦の「フェブラリーS」から今回までの平地G1において、1番人気馬が3連敗どころか3レース全て馬券圏外に沈んだ。

レース結果はこちら

今年の「大阪杯」の馬券の売得金(売上げ)は165億9960万7900円(前年比89.7%)を記録。
昨年の約185億円から約19.1億円の大幅ダウンとなった。

来週はいよいよ、クラシック戦線開幕。
まずは「牝馬三冠」の初戦である「桜花賞」。

と、その前に4月3日(水)に「川崎競馬場」で今年最初の地方交流G1「川崎記念」が行われるのだ。