2018年にマイルCSを制したステルヴィオが引退。乗馬に。 | 趣味のブログ

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2018年の「マイルCS」を制した「ステルヴィオ」(牡7歳、美浦・木村哲也厩舎)が11日(水)に引退、同日付けで競走馬登録を抹消した。

同馬は2017年6月に「東京」で「ロードカナロア」の初年度産駒として最初のデビューを果たし、新馬戦を快勝、産駒JRA初勝利をもたらした。

続く「札幌」の「コスモス賞」(OP)も勝ってデビュー2連勝で重賞初出走の「サウジアラビアロイヤルC」(G3)では先に抜け出した「ダノンプレミアム」に及ばず2着に敗れて初の黒星、続くG1初出走の「朝日杯FS」でも「ダノンプレミアム」に及ばず連続2着に敗れる。

同産駒で同期の牝馬「アーモンドアイ」が「シンザン記念」(G3)を制し、産駒重賞初勝利を譲ったが後に3歳初戦となった「スプリングS」(G2)を制し、牡馬として産駒重賞初制覇をもたらした。

クラシック初戦の「皐月賞」では2番人気に推されるもスタートで出遅れて後方から上がり最速タイ脚で追い込むも4着、「日本ダービー」でも後方待機から最後の直線勝負を懸けるも8着に敗れた。

秋初戦の「毎日王冠」(G2)では前残りの展開でただ1頭だけ強烈な末脚で追い込んで2着に食い込んだ。

そして、「天皇賞秋」ではなく「マイルCS」に向かい、1番枠から好スタートでこれまでより前の位置で流れに乗り、最後の直線で抜け出すと前年の覇者「ペルシアンナイト」の追撃をアタマ差退け、G1・4度目の挑戦で初制覇を果たした。

しかし、その後は何度か馬券圏内に入るも勝ちには恵まれなかった。

今年の「京都金杯」(G3)で8着に敗れた後、「左前脚繋靱帯炎」を発症、休養して復調し、「京王杯スプリングC」(G2、14日、東京)に向けて調整されていたが4月下旬に症状が悪化、関係者と協議の上、引退が決まった。

今後は「乗馬」になる予定だが行き先は未定となっている。

<成績>

(1)中央
通算成績:21戦4勝
獲得賞金:3億5244万円(付加賞含む)

<重賞勝鞍>
スプリングS(G2、2018年)
マイルCS(G1、2018年)

以上。
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