｢JRA｣は｢西谷凜｣騎手(19歳、栗東･谷潔厩舎)を24日(日)から｢裁定委員会｣の議定があるまで騎乗停止とする事を発表した。
24日(日)に騎乗予定だった全2鞍は乗り替わりとなった。
同騎手は23日(土)の福島1R(3歳未勝利、ダート1150m、16頭立て)で｢ダンツカプリ｣(6番人気、牡3歳、栗東･谷潔厩舎)に騎乗した際、レース前の検量で定められた負担重量の53Kgから0.2Kg超過していた事が発覚。
施行規定に基づき、そのまま53.2Kgの負担重量でレースに騎乗、同馬は9着となった。
更にその後の事情聴取で少しでも軽くしようと｢保護ベスト｣の｢クッション｣を自ら抜き、｢騎手装具｣を改造した事も発覚した。
昨年5月1日の｢新潟｣でも｢体重調整｣に失敗して｢脱水症状｣を起こし、全鞍乗り代わりとなり、開催2日間の騎乗停止、そして今年2月19日の小倉1Rで｢サフランブライト｣に騎乗する際、定められた負担重量の53Kgで騎乗出来ずに乗り替わりとなり、3月5日～4月3日の30日間(開催11日間)の騎乗停止処分を受け、過去に2度制裁を受けている事を踏まえ、｢裁定委員会｣の議定があるまで騎乗停止という重い処分となった。
今後、｢審議｣が行われ、更なる重い処分が下されると思われる。