所属騎手ら関係者の馬券不正購入事件等による不適切事案で今年の1月19日(火)から開催を自粛していた｢笠松競馬｣が8日(水)、約8か月ぶりに再開した。
第1R前には｢再開セレモニー｣が行われ、岐阜県の地方競馬組合管理者｢河合孝憲｣副知事や調騎会会長｢後藤正義｣調教師、調騎会騎手部会長｢大原浩司｣騎手らが出席。
｢河合孝憲｣副知事は｢いよいよ再開ですが引き続き公正確保対策の見直しを行いつつ、関係者一同がこのたび事案を深く反省し、胸に刻み、2度と起こさない決意のもとで公平、公正な競馬の開催と信頼回復に一丸となって取り組んでまいります｣等と挨拶した。
開催は｢新型コロナウイルス｣の感染拡大の影響で当面の間は｢無観客｣で行われる。
初日は全12レースに計126頭が出走予定。
所属騎手は処分等で9人となったが名古屋競馬所属の騎手が7人参加して行われる。
｢ファンファーレ｣や｢ゴール板｣の色も変更され、心機一転のスタートとなる。