2021 フェブラリーS 結果 JRAG1開幕戦。無観客で混戦を制したのは? | 趣味のブログ

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競馬(JRA・G1が中心)、カラオケの採点(精密採点、全国採点GP)、メダルゲーム(最近はスターホースのみ)好きです。特に簡単な事はTwitterで呟いてます。テレビ出演されているアマチュア歌い手も応援したいです。

今年のJRAG1が遂に開幕!

開幕戦は上半期ダートマイル王決定戦「フェブラリーS」。

今年は16頭立て(内、地方3頭)で昨年に続いて2年連続フルゲートとなった。

昨年は上半期に行われたJRAG1の中で唯一の「有観客」となったが、今年は「緊急事態宣言」の発令で「無観客」で行われた。

人気はG1·2戦以外は全て勝利している「カフェファラオ」が1番人気に。

昨年の「マイルCS南部杯」(Jpn1)を制した「アルクトス」が2番人気に。

前走の「根岸S」を制した「レッドルゼル」が3番人気に推された。

単勝10倍未満は4頭、10倍以上20倍未満は4頭と混戦となった。

果たして、今年最初のG1タイトルを手にするのは?


































































スタートは特に出遅れ無く、全馬ほぼ揃ったスタートだった。

最内から「エアアルマス」がハナに立ち、「ヘリオス」と「ワイドファラオ」も先行争いに加わった。

1馬身差の外に「オーヴェルニュ」、内に「カフェファラオ」が来て好位に付ける、その後ろから「アルクトス」、「ワンダーリーデル」、「ヤマニンアンプリメ」、「スマートダンディー」、「エアスピネル」、「レッドルゼル」がかたまって中団を形成、2馬身離れて「サクセスエナジー」、「ソリストサンダー」、「インティ」、1馬身差の最後方に「ミューチャリー」と「サンライズノヴァ」が並んで追走した。

前半800m通過は46秒5と速い流れ。

「ワイドファラオ」と「エアアルマス」がほぼ並んで先頭を走った。

3コーナーで「カフェファラオ」が3番手に浮上、その後ろの集団も差が無く続き、4コーナーへ。

各馬が最後の直線に入っていった。

「エアアルマス」が「ワイドファラオ」を競り落として単独の先頭に立ち、内ラチ沿いから「ワンダーリーデル」が「ワイドファラオ」を交わして前へ出て来た。

「カフェファラオ」は残り400mから満を持して追い出しにかかり、「アルクトス」も食い下がるが脚色はやや分が悪い。

替わって同馬の内のスペースから「エアスピネル」が脚を伸ばして来た。

残り200mで「カフェファラオ」が「エアアルマス」を交わして先頭に立ち、その後ろから「エアスピネル」と「ワンダーリーデル」が懸命に末脚を伸ばした。

その後ろは3馬身差で「レッドルゼル」がしぶとく伸びて来た。

先頭に立った「カフェファラオ」に対し、単独2番手に上がった「エアスピネル」が猛追するも「カフェファラオ」が追撃を押さえ、そのままゴールに飛び込んだ。

G1·3戦目で初制覇、重賞3勝目。

4歳馬の同レース制覇は2017年の「ゴールドドリーム」以来で4年ぶり。

外国産馬の同レース制覇は昨年の「モズアスコット」に続いて2年連続6度目となった。

鞍上の「クリストフ・ルメール」騎手は同レースは昨年の「モズアスコット」に続いて2年連続で2勝目。

G1は昨年の「ジャパンC」の「アーモンドアイ」以来で通算36勝目とした。

管理する「美浦」の「堀宣行」調教師は同レース初制覇。

G1は2019年の「朝日杯FS」の「サリオス」以来で通算13勝目とした。

2着に昨年夏からダートに転向した「エアスピネル」(9番人気、牡8歳、栗東・笹田和秀厩舎)、3着に「ワンダーリテール」(8番人気、牡8歳、栗東・安田翔伍厩舎)が入り、1番人気馬が勝つも紐荒れで3連単10万馬券となった。

一方で「レッドルゼル」(3番人気、牡7歳、栗東・安田隆行厩舎)は後方から最後の直線で伸びるも4着に、「アルクトス」(2番人気、牡6歳、美浦・栗田徹厩舎)は最後の直線で失速し、9着にそれぞれ敗れた。

結果はこちら

今年の「フェブラリーS」の馬券の売得金(売り上げ)は132億8894万2400円(前年比96.4%)を記録。

昨年の137.8億円から約5億円のダウンとなった。