2014年の「日経新春杯」(G2)など、重賞4勝を挙げた「サトノノブレス」(牡8歳、栗東・池江泰寿厩舎)が引退、12月6日(木)付で競走馬登録を抹消した。
当初は北海道札幌市の「モモセライディングファーム」で乗馬になる予定だったが、青森県上北郡七戸町の「日本軽種馬協会七戸種馬場」で種牡馬入りする事が昨日(9日)に分かった。
同馬は北海道洞爺湖町の「メジロ牧場」(※1)が生産した最後の世代馬で、JRAで最後の現役馬。
※1:「メジロ牧場」は現在、「レイクヴィラファーム」に名称変更して生産を続けている。
昨年は「サトノダイヤモンド」とフランスに遠征し、「フォワ賞」(出走6頭中6着)、「凱旋門賞」(出走18頭中16着)にも出走。
今年3月の「金鯱賞」(G2)では、出走9頭中、ブービーの8番人気で人気上位馬の間に割って2着に入り、少頭数でありながらも、3連単で2万馬券となる波乱の立役者にもなった。
<成績>
JRA通算成績
34戦6勝
JRA獲得賞金
4億2951万5000円(付加賞含む)
海外通算成績
2戦0勝
海外獲得賞金
0円
<重賞勝鞍>
日経新春杯(G2、2014年)
小倉記念(G2、2014年)
中日新聞杯(G3、2016年)
鳴尾記念(G3、2016年)