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365通の手紙。白鳥の住む湖。-あの雨の匂い。
想い出が少しずつ、きみからこぼれていく。
だから、きみが思い出すまで、ぼくは読む。
憶えているだろうか。きみはまだ、17歳だった-。
ある老人ホーム。初老を迎えてはいるが、未だに美しさを失っていないアリーは夢想に浸っている。
そんなアリーに「もう寝る時間だよ」と優しく声をかける、デュークと名乗る一人の男。
彼を見つめるアリーの目には、最愛の夫ノアが、デュークの姿と重なりあって写っている。
デュークが彼女の横に置いてあるノートを手に取る。そこには二羽の鳥の絵と、
美しい女性の写真が飾られている。
「これは誰なの?」と問いかけるアリーに対して、「それはアリー、君だよ」と答えるデューク。
「これは本当に私なの?」と問い続ける彼女を見つめながら、デュークはそのノートを
開きやさしく読み始めるのだった。
語られるのは、1940 年代のアメリカ南部の小さな町の、きらめくような物語。
3回目ぐらいの観賞かな。
何年かに1回は見たくなる映画。
