幼い娘を誘拐する、凶悪で大胆な犯罪劇を描くクライム・サスペンス。
家族を別々に監禁することで過去4回も誘拐を成功させてきた犯行グループが、
医師宅に侵入。自宅に妻、出張先のホテルに夫、幼い娘アビーをアジトに監禁する。
24時間以内に身代金を要求する犯人たちだが、ぜんそく持ちのアビーが発作を起こしそうになり、
事態は急転していく。
家族を別々に監禁という設定がユニークな本作は、
被害者よりも加害者側のドラマに重点が置かれているのも特色。
彼らのわずかな意志のズレが誘拐劇のスリルを増幅する。
犯人側のリーダーを演じるケヴィン・ベーコンの冷血さ、
彼を挑発するオスカー女優シャーリーズ・セロン、そして本当にぜんそくで苦しんでいるかのような
名子役ダコタ・ファニングら俳優の熱演は見ごたえアリ。
緊張感たっぷりの導入部から一転、後半は、意外なほど大がかりなアクションに発展する。
この唐突な転調は、好き嫌いが分かれるかもしれない。
コバーンの嫁さんが悪役の仲間として
出演している。
映画はそれなりに良かった。
