少し遅れて下北沢のとある居酒屋へ行くと、そこには以前と少しも変わらぬ姿が。
「おひさしぶりです」と言いながら、思わず笑みがこぼれていました。
昨夜、先日のお笑いライブに出演した知り合いと飲んできました。
(相方さんは同席ならずでした)
大学のサークルのひとつ上の先輩に当たる人で、知り合ってかれこれ10年が経ちます。
その日一緒に飲んだのは同サークルの私と同じ代の女の子ふたり。
そのうちひとりは当時彼に恋焦がれていました。
個人的に彼に会ったのは4年ぶりくらいになります。
懐かしみ合ったのは最初だけ、話し始めるとあっという間に当時の思い出話に花が咲き、
4人で童心に返ったかのように笑い転げました。
穏やかで、フラットで、優しく、ユーモアあふれる先輩。
30に差し掛かった彼が、駆け出しのお笑い芸人として頑張っている。
持ち前のマイペースさからか苦労などみじんも見せず、
ただただ目の前の楽しいことに心から笑っている。
そんな彼を見て、周りの皆も心から笑顔になれる。
もしかしたら、もっと貪欲な人間でないとのし上がれない世界なのかもしれません。
でも、私は彼がいくら遠回りをしてもこの先、きっと自身が心から「楽しい!」
と思える場所にたどり着ける気がしています。
人と比べてばかりで後ろ向きだった私が、意を決して「独立しよう!」と決めてから、
周りの景色が少し違って見えるようになりました。
(それがなぜなのかは分かりませんが)
そして昨日過ごしたあの時間。
たった2、3時間のわずかな間に、私の心はさらに前向きになっていたのでした。
これからどんな苦労が待っているか分かりません。
でも、昨日感じた前向きな気持ちと頑張っている先輩を思い出し、
時には酒を酌み交わすことができたら、笑って前に進めるような気がします。
身近な人にあたたかい笑顔を与えられる彼を、改めて尊敬した夜でした。









とてつもなく飲んでみたい


