こんばんは。
後藤 眞由美です。
本気で自分とじっくり向き合う事を決意し、振り返りを綴っています。
時々出てくる、まゆこ とはこの人のことです。
登場上人物は、仮名の場合もあります。
前回の、話はコチラ㉛変わりたい願望
おバカで、なんの取り柄もない自分が、大嫌いだった私。
そんな大嫌いな自分を、"好き" と言ってくれる人が現れました。
一人、二人、三人・・・
何人の人に、告られたろう。
覚えてない。
いわゆる、モテ期♡
その中でも、胸キュンしたのが、野球部のエースからもらった、ラブレター♡
『 ま ゆ み 』
という文字を、
「すきです」
で埋め尽くした、
一見シンプルに見えて、凝ってるお手紙に、
私ったら、響いちゃいました♡
お付き合いがスタートしたのですが、女子も男子からも、
『まみちゃん』
と呼ばれていた私のことを、彼は、
『みま』
と、呼ぶんです。
『??』
恥ずかしくて、『まみちゃん』と呼べなかったそう(笑)
彼とは、休み時間にちょっとだけ、他は電話で話すくらいでしたが、
PTA総会の日だったか、授業が早く終わり、部活練習まで少しだけ、時間ができたので、学校の近くの海までプチデート。
野球の練習が連日あって、夏休みになるまでデートが出来ないことや、
千波湖のスワンボートに乗りたい、って言ってた。
とっても、真面目で、純粋で、照れ屋さんの彼は、女子から憧れの存在でした。
そんなヒーローの彼女になった私は、
ある日、知らない女子達から、
『あんた◯◯くんを不幸にしたら、許さない。』
と、学食で言われました。
《怖い・・・》
学食のある高校で、私は、ほとんどお弁当でしたが、友達とたまに学食を利用して、ワイワイ楽しい昼休みを過ごしていたのに、
もう、怖くて学食でランチできない・・・。
私は知りませんでしたが、彼のファンクラブがあったらしく、言ってきたのは、その人達だそうで。
一人は、顔を覚えてる。
赤い目をした、ロングヘアの人。
私のクラスの、向かいのクラスの人だった。
《教室から出るのが、怖い》
《もう、休み時間に彼と話もできない》
私は、彼を避けるようになりました。
そして、夏休み中に、スワンボートに乗ることなく、電話でピリオドを告げたのです。
嫌いになったわけではない。
ファンクラブの子達が、怖いから、ということでもない。
好きじゃなかった。
そう、私は、最初から、好きじゃなかった。
だから、ファンクラブの子達の言葉に、過剰なくらい、反応したのだと思う。
純粋な彼に、気持ちもないのに、これ以上好きなふりをしてお付き合いすることに、罪悪感を感じた、
といえば、聞こえは良いのかも。
本当は、他に好きな人がいたのです。
嫌なオンナ。
やっぱり、自分が大嫌い。
つづく㉝胸の内を話せる友達はいない
。・゜・・゜・。。・゜・・゜・。
まだお読みでない方、覗いてみてね。
後藤 眞由美ってどんな人?
本気で自分とじっくり向き合う事を決意し、
振り返りを綴っています。
幼少期から結婚までの
25年間を向き合った全50話
【向き合う旅〜まとめ〜】
振り返りの中で、一人の時間が好きなことに、気づき、更に掘り下げていった10話
『一人の時間が好き 〜まとめ記事〜』
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