専攻医のEです。

先日マンモグラフィ読影講習会を受講し、無事に(B判定ですが)合格できました!ご指導くださったK先生、S先生、アドバイスをくださったT先生、M先生ありがとうございました。

 

多分これから受験する方が気にすると思われる読影試験について書かせていただきます。先輩たちに聞いた話も含むので、多少あいまいですがお許しください。

 

読影試験は100症例200乳房が出題されます。

うち、有所見(カテゴリ3以上)は40〜50乳房らしいです。

両側乳房に所見(カテゴリ3以上)がある症例は0〜2症例くらいらしいです。

B判定以上を取るには、乳房感度(有所見の乳房のうち自分がC3以上を付けた乳房/有所見の乳房)80%以上、症例特異度(所見のない症例のうち自分がC2以下をつけた症例/所見のない症例)80%以上が必要です。

 

B判定:乳房感度80%以上かつ症例特異度80%以上

A判定:乳房感度90%以上かつ症例特異度90%以上が

AS判定:乳房感度90%以上かつ症例特異度90%以上かつカテゴリ感度(C3以上の乳房のうち自分が正しくカテゴリできた乳房/C3以上の乳房)85%以上

 

 

僕は確実に合格するために特異度を捨てて感度を確実に上げ、最低50乳房を有所見とする作戦で受験しました。無事に合格したのですが、成績表を見てもう少しでAS判定だったと判明して悲しくなりました。確実に受かりたいなら特異度を捨ててB判定狙いをするのがいいと思いますが、良い成績を狙うなら拾いすぎはNGで有所見は45乳房くらいに抑える必要がある(と思います)。

 

マンモグラフィの勉強には『タブレットで学ぶマンモグラフィ』をオススメします。画像を拡大/縮小することができるので、他の紙の本よりも断然オススメです。

判定を上げるには、A判定またはAS判定を取っている先生と一緒に読影するのが良いと思います。所見の取り方を学ぶことができるので、カテゴリ感度を上げやすい気がします。

 

ればランクアップ試験を受講しようと思います。

これからマンモグラフィを読影する機会が増えるので、悔しさと気力が残っていればランクアップ試験を受験しようと思います。

次はA判定(夢はAS判定!)を目指しますー。

 

 

コメントなどで質問をいただければ(たぶんT先生が)お答えします。