はじめまして、放射線診断科専攻医1年目のPです。

 

専攻医のdutyであるコラムが自分にも回ってきたので書いてみました。

 

あまり放射線診断科について興味深い話や面白い話はできないので、今回は東北大学放射線診断科医師5名(指導医T先生、専攻医同期4名)と医学生1名で参加した、いわきサンシャインマラソンについて書いてみようと思います。

メンバーのうち自分を含めた4名にとっては人生初のフルマラソンでした。

 

最初にマラソンの話題が出たのは、去年4月の総会で同期のS先生とU先生から誘われた時でした。

その時の返事は一旦保留にして、しばらく音沙汰がありませんでしたが、10月に再度の誘いがあり、なんとなく参加することになりました。

参加登録時点で、ほかのコースが定員に達していたのでフルマラソンしか選べませんでした。

自分は近所のコースで週3日の頻度で練習を開始し、3kmから徐々に距離をのばして、最終的に1日あたり8-12kmくらいで落ちついてそのまま大会当日を迎えました。

今思い返すと練習期間中に坂を多く登る練習、1回20km走る練習をすればよかったかもしれません。

 

スタート地点の荷物預り所にて

 

自分だけ現地入りがやや遅れて、開始時間まで誰とも遭遇できなかったため、開始直前まではかなりの緊張と不安がありましたが、スタートしてから、練習の甲斐もあって、はじめの20kmまでなんとかペースを保って走ることができました。

 

思ったより全然いけるじゃんなんて考えていましたが、中盤の三崎公園でその希望的観測は見事に打ち砕かれました。

 

三崎公園の区間にはただ歩いて登るだけでもキツいと思われる激坂があり、(おそらくほかの参加者にとっても)全コース内でもかなりの難所でした。その難所がほぼ中間地点でやってきて、こちらの体力、走力を削ってきます。

どれくらいやばそうかをこちらに載せたかったですが、走っている途中でそんな余裕はないので写真はないです。

スミマセン。(編注:代わりにコースの高低図を載せます)

 

 

相当にキツいからなのか、元山の神の柏原竜二と激励のハイタッチをするイベントがありますが、僕にはハイタッチはなく(単に前方の走者との位置関係でハイタッチできなかっただけ)、そのまま劇坂を走り抜けました。

 

激坂でかなり削られたうえに、その後出てきた左季肋部痛に苦しんだ自分は、「神に見捨てられた、いややはりこの世には神などいない」と勝手に絶望し、「なんで参加したんだろう」、「あたしって、ほんとバカ」とぐるぐる考えていました。

 

しかしその中で(唐突に)『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 ~俺は武器だけではなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~ (以下チー付与)』のあるシーンについて思い出していました。

 

『チー付与』とはあらゆるものに強化付与できる主人公が魔法と科学が存在する異世界で冒険者ギルドの仲間とともに冒険や戦いを繰り広げる講談社出版のライトノベル、その原作魔改造コミカライズ作品です。

コミカライズ版のあるパートで「半グレ」という敵対勢力と戦う展開(半グレ編)になるのですが、その敵対勢力内で神様について会話するシーンが出てきます。

神なんていないと言った仲間に対し,リーダーの半分が次のように発言をするシーンがあります。

 

 

チー付与 12巻 第47話 182~183項より

 

この場面を思い出したとき、確かに自分で申し込んだけれども、誘われた時点、いや生まれた時にこのフルマラソンに参加する運命が与えられたのかもしれない、そして神様は存在していて今この瞬間を傍観しているのかもなんて考えていました。

単に疲れていて回らない頭で変なことを考えていただけかもしれませんが。

 

その後はなんとか走り切り、最終的に診断科メンバー全員時間内(6時間)に完走するという快挙を達成しました。

道中早く終わりたい、苦しいとかぐるぐる考えながら足を半分引きずって走っていましたが、完走直後は達成感でいっぱいでした。

自分に合った苦難かどうかはよく分かりませんが、一応達成可能な苦難だったみたいです。

いわき駅前の入浴施設でひとやすみして、その夜に他施設の専攻医、研修医と楽しく打ち上げをして、それぞれ帰路につきました。

 

ゴール地点にて

 

参加メンバーが時間内に完走した達成感、爽快感はいままで感じたことがないもので、今回のフルマラソン参加はとてもよい経験でした。

しかしまたすぐに参加するかはちょっと悩ましいので、次回はまたやる気が出たときにしようと思います。

自分はマラソン歴数カ月なのでちゃんとしたアドバイスはできませんが、もしここまで読んで興味が出てきた方、初心者の方がいるのであれば、最初は短い距離から始めるほうがいいかもしれません。

今回は参加登録時点でフルマラソン以外の選択肢がなく、幸い誰も大きなケガや離脱はしませんでしたが、過半数のメンバーは初参加が今回のフルマラソンだったのでちょっと危なかったと思います。

ちなみにここ3カ月で、一番肉体的にきつかったのはマラソン中でしたが、一番緊張した瞬間は足が動かない中、4分というわずかな時間で帰りの終電に乗り換えないといけなかった時、一番恐怖した瞬間は立ち上がれなくなるかもしれないと考えながら便座に座る時でした。

トイレでスリルを感じたい人にとってフルマラソンはおすすめかもしれません。

自分は大会後1週間弱続きました。

 

 

最後に紹介した原作魔改造コミカライズ作品について書こうと思います。

 

紹介した場面は半グレ編のラストに大きく関わってきます。気になった人はぜひ読んでみてください。

漫画のほうは単行本(既刊19巻)のほかにも、漫画アプリ『コミックDAYS』の無料チケット消費でも読めます。

アニメ化も決定していて、今から読めば放映時にもう先の展開を知っていると自慢できるかも。

アニメ化決定のティザービジュアル

 

ここまで読んで放射線診断科やマラソンへの興味が出たかはちょっと微妙かもしれませんが、ほかスタッフが書いた記事もぜひ読んでみてください。

放射線診断科に興味が出てくるかもしれません。

一緒に参加した指導医のT先生、マラソンに誘ってくれたS先生やU先生が書いたコラムも結構面白いです。

ここまでまとまりのない文章を読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫? (Kラノベブックス)  <https://x.gd/yNHB5

 

追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~ (コミカライズ版) < https://x.gd/Km7PW>