今日は、私をオリンピックに導いた恩師、
阪西翔さんのお話を書きたいと思います。
恩師の翔君はHYWODのスノーボードDVDに出させてもらってから出会った仲間。
私がまだスノーボードクロスで大会に出ていた頃、姉と小布施(当時キングス)クエストに練習に行った時、久しぶりに再会。でも翔君はその時、冬の撮影で大腿骨骨折をしてて、治療中で滑れなかったので、見に来ていました。
まだ何もジャンプの事やスピンの事がわかってなかった私に的確なアドバイスをくれた翔君。
すぐにスピンが変わっていって、そこから教えてもらうことになったのが始まり。
まさかそこからスロープスタイルとビッグエアでオリンピックまでいけるなんて当時は想像もつかなかった。
翔くんに言われて、学んだこと、挑戦したいこと、自分のくせなどノートに書き始めました。
よくノートにその技をするために必要な事などをくわえてマップを作ったりしました。
トレーニング中、技ができると喜んで、できないことが続くとテンション落ちて、感情に振り回されて練習が続かないでいた私に、そうならないための思考の作り方等、技術だけではなくて、メンタル面にもアドバイスをくれて、それからというものみるみる上達していきました。
ちなみに広野あさみちゃんや、今世界でも一目置かれる村瀬ここもちゃんも阪西翔君に教えてもらっています。
ココモちゃんは小さい頃から翔君のコーチングを受けていて、今年のX gamesのビッグエアーで女子では誰もできない大技を決めて優勝しました。あの金メダリストのアナを差し置いて。
平昌オリンピックのシーズンの夏、翔君は引っ張りだこで、私はなかなか直接教えてもらえる事が出来ずでしたが、そんな中でも動画を送ってはアドバイスをくれたり、遠隔でコーチングもしてくれました。
翔君がいなかったら私はオリンピックにも行けないし、オリンピックどころか人間的にも成長出来なかったと思う。そんな私にとってのキーパーソンなんです。
先日富山キングスで翔くんレッスンを受けて、
あまりにも滑りの変化が凄かったのでシェアしたいと思います。
これは今年初トライしたBack side double 1080の様子。
二回転目で全然コーク入らなくて諦めてた
次のこれは、翔君のコーチングでできてきた同じ技
見た目こんなに違うし、怖さが無くなった。
原因は大きく4個あったけど、大事な部分は足元にあったのだ。まだ、二箇所上手くできてないけど、それは少しずつ意識しないでもできるように直していく予定。
富山キングスで阪西翔レッスンやってるので、スピンに悩んでいる方は是非レッスンを受けてみてください。
とは言っても富山キングスも12/2で今年の営業はおしまいです。