一応最後迄目を通した


prestackのstack化などの話が載っている後、


stackの重要な例として群とその作用に依る商を考える


又、例えば、affine scheme上のfibered category として moduleの圏があって、fpqc descentの話があるが、


本ノートでは、stackと言ったらstack in groupoids を指すので、その辺の定式化と他の文献との比較などが説明されている


軈て、代数幾何のコンテクストに登場する様なstack, algebraic stackなどが導入されて行く



最後の例がn次結合代数のスタックAss_nがSpec Z 上の有限型スタックになってるので特にネーターである



と言う事を説明して締めくくる


その為に、Vect_n (projective module of rank n) のなすスタックなどをModのサブスタックとして定義して、Ass_n をファイバー積として表す


(代数的stackの圏がfiber積で閉じてるなどの事を予め示してある)


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例を挙げながら、概念の考え方を詳しく説明してそして手短かに纏めてあるので、本格的に代数的stackを勉強する為の準備、入門書として最適ではないだろうか?



自分が代数的stackの手引書を書く時に参考にしようと思う