時々、本棚から引っ張り出してきて読み返す本の一つに
小平邦彦、怠け数学者の記
がある
ひょんな事からまた読み返してみたくなった
以前読んだのは井の頭線で移動していた頃だった気がするので10年以上前の事の様な気がする
それだけ経つと書いてあった事も忘れてきてるし、
読んでみた時の印象も変わって来る
読み終わるまでに印象に残る処があったら書き残して行く (何年後かに再読した時にあの時はこんな事考えたのか?と思い出せる様に)
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今日、読んだ処迄で印象に残ってるのは
希薄な一般化の話
あの現代数学概説 I の著者の一人の筈なのに
(この本は代数系の本としては珍しく束論について詳しい)
群論の様な代数系の公理系は束論に比べて豊かな理論だ、と言う話が書いてある
又、射影幾何学の一般化である連続幾何学は大して発展しない
と言う事も書いていて、これはどうだろうか?と考えた事もある (それは本の感想では無くなるので記事を変えて書く)
簡単に言うと連続幾何学を見直した方がいいとか、束論の重要性を語る記事を書きたい
小平先生が学生時代に習った幾何学が三次元空間の中の二次曲面の話でそれだけで300ページぐらいあったと
こう言う数学は段々と忘れられて行くので、おそらく自分が研究してる事も100年後には忘れ去れてるだろうと書いている
これについても思った事もあるが、個人的な見解になるので、記事を変えて書きたい