今日も冷たいご飯を食べて、暖かいウンチを出せるのは、一体誰のお陰だと思っているんだい?

と伊東四朗氏が喜劇役者としての修業時代、喜劇一座の座長でもある師匠から言われた言葉だそうだ

この言葉を、バタイユ研究者の酒井健氏は

含蓄のある言葉だという

貧困の象徴の冷や飯が活きた肉体を通して、フロイトの言葉を借りれば、黄金の贈与物へ、変化した現れだと言うのだ

さて、誰のお陰だろうか?

座長のお陰か?

それとも演芸場に足を運んでくれる観客のお陰だろうか?

それとも、当時二言目には言われていた お天道様のお陰だろうか?

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といった事が

バタイユ、太陽肛門 の新訳の訳者解題の冒頭に書かれていた

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ついつい最近、バタイユの太陽肛門の酒井健氏による新訳が出版された 出版社は景文館書店 なので 大型書店 或いは paper wallなどに行かないと置いてなさそうだ

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少し 太陽肛門 の出版の経緯を解説しよう

本書はバタイユ自身が精神的に病んでいた とされる時期に書かれたもので、友人に見せると忽ち 精神治療を勧められ、それから一年間 精神分析の治療を受ける事になる

この治療の一環で書かれた文章が 眼球譚 である その意味では太陽肛門は眼球譚の下敷きになる様な作品とも言えるのではないだろうか?

支離滅裂な内容かも知れないが、バタイユ自身には伝えたい気持ちがあったらしく、当時100部限定で出版されたらしい

ストーリー性がある訳ではないが、もう少し

太陽肛門の内容について紹介していこう

続く