そう言えば、本日5/4は寺山修司さんの命日でしたね

何れブログテーマが寺山修司さんの月もやりたいですね

表題は寺山修司さんの歌ですが、

このシリーズは

桃源郷とユートピアは違う という事を通じて

ユートピア願望について書いてきました

乱歩のパノラマ島奇談 や 影男 から連想されるユートピアについて書いていきます

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今迄の粗筋

俺は標語的に一纏めにすると

ユートピア = 理想郷 ≠ 桃源郷

と考えていました

桃源郷と言うのは、仙人が霞を食って生きてる世界 と言う様な人間を超克し世界であって、理想郷と言うのは、人間が理想とするもの という意味で 人間臭さの漂うものだと思うのですね

例えばディズニーランドは夢の国と言われるけれど、理想郷ぽいと

桃の木は… 8 (2017年10月4日) で 実在する世界を理想的な形で純化してモデル化して考察する試み (数理科学的手法) これが限りなく 桃源郷を目指してる 理想郷の表れなのではないか?と言う事を仄めかしてる

で、パノラマ島と言うのは、個人の趣向に合わせた理想郷だと思うのですが、乱歩の時代に思い描いたパノラマ島 と 現代の人が思い描くパノラマ島の間にも時代の差によって文明に変化があるから、中々温度差が生じてしまう気がする

それは仕方のない事でディズニーランドのアトラクション 松下パヴィリオン ミート ザ ワールドが閉館してしまった一つの理由に 彼処で描かれていた未来の世界が もう実現されて、更には過去のテクノロジーとなりつつあった という事も挙げられる

その意味で パノラマ島 とか ユートピア願望 というのは抽象的な箱 みたいにしておいて中身を具体化してしまうと一過性のものになってしまう気がするのです

それか、もっと純化された 桃源郷を目指すか?

でもそうすると乱歩作品ではなくなってしまって、

乱歩作品におけるパノラマ島と言うのはとても人間臭いものだと思ってます