うちの猫、雄のチャトラ。テラスから出ていくときは柵の間をすり抜け、外からテラスに入るときは柵にジャンプして飛び乗るというのを長らく続けていたが、この年末年始あたりから入るときも柵の間を抜けるようになった。当たり前だがそっちのほうが圧倒的に楽だ。ようやく気づいた、俺。長いことけっこう必死に飛び乗っていたので、私が家にいるときはなるべく戸を開けておくようにしていた。今は閉まっていても楽勝で戸の柵の間を通って俺は出入りできる。つーか出てくとき毎回そうしていたんだから入れるに決まってるんだけど、飛び乗っていたのは猫としてのプライドの問題だったのか。ちなみにこのブログのアイコンの白猫(雌)も若かりし頃はそうだったらしい。夫が再婚して私が来た頃には既に隙間から出入りしていた。
 この冬からほぼ一晩一緒に寝るようにもなった。毎晩ではないが。以前も寝入りは一緒に寝ていた。私は寝るのが早い。夫を居間に残し、
「じゃ、彼氏とベッドインしてくるんで」
 猫を抱いて寝る。ここまでは去年あたりからほぼ毎回順調だ。しかし五キロ以上ある猫を長時間「腕枕」するのはけっこうしんどい。しばらくして「隣でそのまま寝てね」と腕を外すと、「あ、もういいッスか」とばかりに出て行ってしまうのがそれまでだった。しかし最近、寒さに負けてきたのか「このままのほうが暖かい」とばかりにそのまま朝までいるようになった。またしても気づいた、俺。というわけでほんとに「枕を並べて」寝てるような恰好になり、数時間後夫が寝室に来れば「家族三人川の字」が出現するようになった。うちの寝室は私のシングルベッドと夫のセミダブルをくっつけて置いている。
 このまま朝まで猫を隣に至福の睡眠かというとそうでもない。まずヘルペスもちで鼻息がうるさい。随時猫飛沫も鼻から飛んできたりする。加えて明け方3時頃にトイレに行きたいのかお腹が減るのか、私の顔にスリスリして起こそうとする。トイレについてなら寝室にも設置しているが、俺はここで基本しない。別室の大きなトイレで毎回する。そしてエサは居間に行かないとない。スリスリし出すとしつこい。止めない。しぶしぶ起きて寝室のドアを開けて猫を出す。ついでに私もトイレに行く。夜中に起こされるのが嫌なら最初から猫と寝なければいいが、猫を抱いて寝る至福は他に代えがたい。



 同じカゴに彼女が入ったところ。