今日の以下の様な症状の時に使う経穴を紹介します。
•頭が重い
•めまい
•首、肩の痛み
•咳や喘息など呼吸に関する症状
•生理痛などの婦人科疾患
など
この様な時に
列缼
を使います。
列缼の概要は
◦手の太陰肺経
◦八脈交会穴
◦四総穴
◦絡穴
◦取穴は、手関節横紋の上方1寸5分(大淵の上方1寸5分)、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間
となります。
◇手の太陰肺経ですので、咳などの呼吸器系に作用します。
又、深呼吸をして息を吐きにくい様であれば、より効果的であり
吸いにくい様であれば腎の症状を疑う(腎には納気作用があるため)。
※あくまでも目安です。
◇八脈交会穴では任脈と関係するので、 生理痛などの婦人科疾患に使います。
※ちなみに八脈交会穴では、列缼ー照海の組み合わせにより、呼吸器系には、より効果的です。
◇列缼は四総穴であり
『頭項は列缼に尋ね』
といわれてますね。
◆文献には
◎列缼は雷電の神である。
◎人間は頭頂部に陰沈な鬱痛の疾病があると頭が重くなったり、めまいがしたりする。
◎列缼を刺すと気持ちがさっぱりし、まるで雷鳴が空にこだまして、黒雲を消散して、天気順朗になるようになるもの
と記載されており、
列缼を刺すことによって、頭重やめまいが改善されるという事が書かれています。
その様なことから、
『頭項は列缼に尋ね』
ということになったのでしょう。
この様に、列缼は色んな症状に使う事が出来ますので、是非参考にしてみて下さい。
※参考資料
高 式 国 著 『針灸経穴名の解説』
医道の日本社 『 経穴経絡概論』 より
