こんにちはthird1981です。



以下の様な症状のときに使う経穴を紹介します。

 
⚫︎重だるい頭痛
⚫︎めまい 
⚫︎胃痛、胃もたれなどの消化器系の症状
⚫︎痰が絡む



など


この様な症状で使うのは


豊隆です。



◇豊隆の概要は

⚪︎足の陽明胃経
⚪︎絡穴
⚪︎取穴部位は、外果の上8寸(外踝尖と膝蓋骨、条口穴の一横指外方、前脛骨筋の外縁







となります。



1、絡穴は、他の経脈と連絡するために分支するところであり、
表裏する経を同時に治療する事が出来るので胃経の表裏である足の太陰脾経にも作用させる事が出来ます。



2、文献では

⚫︎豊隆は雷神の名前である。

⚫︎本穴は人体の下肢にありあたかも地下から雷が発生するようである。

⚫︎あたかも地の気がのぼって雲となり、天の気がおりて雨となるようなものである。

⚫︎すべて頭がかすんで雲霧に覆われている状態はみな天陽の調節がくずれ陰気が広がるの症で、このため下陽を上に昇らせ高いところにある陰翳を消すのである。

と記してあります。



要約すると


地から雷を発生させて雨を降らせた後に、晴天となる。


ですので、


豊隆を刺激する(地から雷を発生させ)事によって

痰飲、痰湿からくる、重だるい頭痛やめまいに作用(雨を降らせて)して

症状の緩和(晴天となる)が起こる。




という解説になります。




重だるくなるのは
痰飲、痰湿が原因で、脾の運化作用の失調でなりやすくなります。


上記に書きましたが、胃経の絡穴は脾の調節にも使えるので痰飲、痰湿の症状にも適しています。



この様に理解していれば、臨床で豊隆を使いやすくなるでしょう。




※参考資料

高 式 国  著    『針灸経穴名の解説』
医道の日本社 『 経穴経絡概論』  より