この数ヶ月間の間に、私の中の考え方に大きな変化が現れました。
『物造りに関しては、機材が持っているであろう能力に対しては、抗わないで進もう。』と。
この考えに至るにあたり、正直苦しみました。
『バッテリーの限界は、何処にある! オルタネーターの限界は何処にある!』
『車の電力の限界とは、一体何処にある? 』
『バッテリーと言う製品が持っている化学反応の限界は、何処にある!』
『オルタネーターと言うコイルの塊が持つ発電の限界は、何処にある!』
これらが限界を迎えた時には、車は一体どのようなサインを発するのか?
その発せられたサインこそが、走りであり、燃費であり、アクセルレスポンスであり、
ECUの指令に従う事が出来ない点火時期と燃料噴射量であると、認識しました。
勿論、ここで言う限界とは、上限もあり、下限もあるのですが、New enegyboxを検証するに辺り目指したのは、
発電、充電の上限を超えた限界を見た上で、十分な安全マージンを取りながら、
何処まで数値と人間の感覚とを一致させる事が出来るのか!と、言う物造りでした。
私は、この数ヶ月で自身の力を抑える事を学びました。
力を抑えた分、角度を変え、見方を変え、深さを変えながらでも、機材の能力を
十分に引き出せる術と知恵を学びました。
たぶん、このNew energyboxを試作するに至って経験した物造りは、今後発売されて行く弊社新製品に、
生かされて行く事だろうと、思います。
そして、1日も早く、今の私が感じている、車を運転する事のワクワク感を、皆様にも感じていただければと、
思っておりますが、十分な検証結果を得たいと考えておりますので、今暫くの猶予を頂きたいと思います。
