三つ子ちゃん達が生まれて来てくれて一歳と5ヶ月経った5月、訪問看護を卒業しました👶👶👶
NICUに入院していた生まれてすぐの時に看護師長さんに提案していただいて、とても心強く有り難く頑張ろうと思えた1月
3人いるので一人30分かける3人で1時間半、最大週7日なので毎日利用できると教えてもらいました
順々に退院したあとの3月から来てもらい、かん腸、お風呂、ミルク授乳、寝かしつけを一緒にしてもらったねんね期
三つ子の利用者は看護師さん達もはじめてなので、お互い手探りで今までの利用者さんの双子さんや自分のお子さん達の子育て経験や入手した情報からヒントや専門的な知識のアドバイスをくださいました
最初はお兄ちゃん達が幼稚園に行っている平日の週5日10時から来てもらっていました
睡眠時間がかなり少ない頃で、午前中に準備の為にバタバタするので、ゆっくり準備できるように午後イチの午後1時からに時間変更してもらい、幼稚園からお兄ちゃん達が帰って来る15分前までに作業を終わらせるのが定番となりました👦👦🕝️
なんとか出来るという方法が一つ見つかる度に、成長した次の先のことを想像するようになり、不安と挑戦を繰り返しなんとか日常生活を送る自信をつけていった日々✨
2ヶ月経った5月、健康面や成長に関しての不安は強かったものの旦那さんとお風呂に入れることにも慣れてきたので、先のことを考え、体重測定や健康観察として頻度を週2日に減らして訪問看護に来てもらうことにしました
旦那さんの育休が終わる頃を想像し始めた生後半年経った頃
旦那さんの育休が終わるまでに、私一人で子ども達5人のお世話ができるようにならなければ、と焦りだしました
1日のうちの1時間半を訪問看護に頼れたとしても子ども達を守れない
でも焦って無理をして子ども達を危険にさらしてはいけない
いまはまだ、甘えられるうちは甘えさせてもらおう
そして、できるだけ早く自立する✨
という目標を立てました
寝返りができるようになり、つかまり立ちができるようになり、キッチンのシンクにベビーバスを置いてのお風呂が難しくなり、お風呂場へ移動しお風呂に入れ始めた立っちの頃
泣かせないでお風呂に入れられるタイミングがつかめたり段取りが出来るようになり、旦那さんが買い物に行っている間、お兄ちゃん達の幼稚園の間に私一人でも楽しんでお風呂に入れられるようになりました
ただミルク授乳や寝かしつけは同時に泣かれてしまうとまだ一人では難しさを感じており
3人同時の離乳食もはじまり
自分でミルクを持って飲めないけど、手足がよく動くようになり、手で哺乳瓶を触るのでミルク代行屋さんでミルク授乳が出来なくなったり
ワンオペは難しく人の助けが必要だけど、人見知りで久しぶりの顔だと泣いてしまって他の人では無理な状態に3人が同時になったり😭
今まで出来ていたこともまた出来なくなることがあるのか!と衝撃を受けつつ、
ワンオペになるまでにさらなる成長を期待するしかないと哺乳瓶を持たせる練習をしてみたりしました😅
運動会の競技のようにバタバタしてお世話が大変になってきても看護師さん達はいつも笑顔で三つ子ちゃん達のお世話をしてくださいました
時々、訪問看護の利用時に、電話連絡を受けたり、分からないことは専門の看護師さんに連絡をして解決されたり連携してお仕事をされていました
うちに来られる訪問看護の看護師さんは、日替わりでエリアごとに分担されているようで、1日に高齢の利用者さんのところへ行かれたり難病の小児の子の処置に行かれたりしているそうです
つらそうな利用者さんのお宅や看取りも経験されている方は
元気な三つ子ちゃん達は私の癒しです👶👶👶✨
と言ってくださいました
可愛がっていただいている嬉しさと、兄弟のいる三つ子育児はもちろん大変だけれどももっと訪問看護を必要とされているお宅があり、本当に訪問看護が必要な方が優先されるようにまた自立の意識が強まりました
またある方は、
もうすぐ初孫が生まれるんです✨
三つ子ちゃん達で勉強させてください✨
と楽しまれ三つ子ちゃんのお世話を経験したなら大丈夫だろうと自信にされていました😊
私達のこれまでの四苦八苦がどなたかのお役に立てるなら嬉しいことで、少し恩返しできたようでもあり嬉しく思いました
お世話が大変でも訪問看護を利用する者として恵まれていると感じ、旦那さんの育休が終わったあとを具体的に意識し始めた1歳になる前の頃
旦那さんと訪問看護の助けがあるうちに練習しようと、一人で子ども達をベビーカーと抱っこ紐でお散歩に連れて行ってみたり、あかちゃん3人を車に乗せて出かけてみたり、お庭で3人を遊ばせてみたりしましたが、ちょっとしたことが大きな挑戦に思えました
外の世界も経験させてあげたいものののやはりまだまだ外へ連れて行くのは難しく、その分看護師さんが来てもらえて遊んでもらったり刺激をもらえたりするのは有り難いことでした
挑戦を一緒に経験してもらえる心強さと嬉しさ、また一つ乗り越えられたという自信をつみかさね
しかし、病院へ一人で連れて行く事態になったら・・そんな不安もあり、始まった旦那さん育休明けのワンオペ開始の頃
結局一人で病院へ連れて行く選択肢は選ばず旦那さんや両親の付き添いが可能な日に早めに受診することとし、それでなんとかなった✨とまた一つ方法を発見し安堵しました
毎日1日が終わるたび無事に過ごせたことにほっとしながらあっという間に日々は過ぎ
今日は訪問看護の日という安心感はありましたが、スムーズにお仕事をしていただきたい思いからここまでは準備しておきたいと朝から準備を始め、少々泣いていてもその日は掃除を優先させていることが気になりだした1歳2ヶ月の2月の頃
私が訪問看護を卒業出来れば泣かさなくても済む、と思った時
無事に1日を終えられる経験が増え、何も起きていないことに慣れてきて、不安が少しずつ消えてきたということなのかなと感じました
三つ子育児が私の中で当たり前に変わったのもこの頃でした😊
けれどまだまだ不安は拭いきれず本当に訪問看護なしでも大丈夫なのか何度も想像しながらもう1か月過ごしました
たくさん風邪を引き、さまざまなウイルスを乗り越えたから、もうそろそろ卒業しても大丈夫かもしれない
よし、きっと大丈夫!
病院受診の日は訪問看護の時間に間に合うように戻れないため、キャンセルすることにしていたのですが
子ども達の病院受診と幼稚園の行事等が重なり、4月の終わりにとうとう意を決して卒業を伝えました
お世話になった方々にお礼を直接伝えたかったこともあり、5月末に卒業させてもらうお話をしたところ
契約はしてあるから、もしまた必要だと思ったらかかりつけ医の先生かうちに電話していただいたらまた再開できますから、無理しないで頼ってくださいね😊
と言われまた感動✨
なんて優しい有り難い仕組みなんだ😭
その言葉にやはり少し無理しようとしていたかもしれないことに気づきましたが、
何かあればまた頼れるところがあるという心強さに、最後の最後にまた心の御守をもらって最後の不安が拭えた気がしました
そんな矢先、5月はいちかちゃんの緊急入院があり、卒業の件はどうされますかと心配していただきましたが、
入院も訪問看護に頼らず家族で乗り越えることができ自信もついたので、予定通り5月末で卒業することにしました
最後の訪問看護の日に気持ちほどのお礼のお菓子とお手紙をお渡ししました🧁
訪問看護ステーションのスタッフのみなさまへ
いつもあたたかい支援をありがとうございました。
小さく生まれた3人が、NICUから退院してもまだまだ小さく、外に連れて行くことも難しく、まだ幼い上の子達もいる中での未知の世界の三つ子育児・・ということで、
たくさんの様々な不安がありましたが、いつも笑顔で来てくださる皆さんの存在が心の御守りとなり、医療的な知識や介助に助けられ、子ども達もすくすくと成長してくれました。
何より、コロナ禍で家族を頼れない状況が起きてしまったら自分達だけではどうにも出来ない生活が回らないということも起きてしまうのではないかと何もかも手探りで一番不安だった最初の時期に、
毎日訪問看護に来てもらえるということがとても有り難く、家族のことを気にかけてもらえる有り難さを感じながら心強い気持ちで過ごせたことに感謝が尽きません。
三つ子達も私達も成長して出来ることが少しずつ増え、目標にしていた自立に踏み出す頃かなという想いと、
私達が皆様から安心を頂いたように、今もっと不安で支援を必要とされる方が優先して支援を受けていただけるようにしたい気持ちから、訪問看護を卒業させていただくことにしました。
あっという間の1年3ヶ月でしたが、三つ子達をかわいがってくださり、本当にどうもありがとうございました。
手を繋いでお出かけできるようになったら、外にもどんどん連れて行ってあげようと思っています。
お見かけしたら声をかけさせていただけたらと思いますので、よかったらまた子ども達の成長をちらりとみてやってください😊
皆様もお元気で、またどこかで笑顔でお会いできるのを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。
お世話になりました。
途中で退職されご挨拶できなかった方もいらっしゃり、病院受診や入院でキャンセルが続き、お会いできなかった方もいらっしゃったので、こちらにお手紙の内容を載せさせていただきました😊
もしかしたらご挨拶できなかった方の目に留まることもあるかもしれない🤭
感謝の気持ちが届けば嬉しいです✨
みなさんお元気でいらっしゃるといいな😊