三つ子ちゃん達のお誕生日まであと数日となりました
私の心境といいますと、正直なところ、無に近いです
待ち遠しいでもなく、不安でたまらないでもなく、なるようになって、私になにかあったらあったで、あかちゃん達に何かあったとしても、何が起きても受け入れるだけ
一緒に過ごす時間もまだ始まらない
変わることは、3人のあかちゃん達は私のおなかの中から外に出て誕生したことになるということ、誕生するって本当はすごいことなんだけど、今の無の感じではただ外にでてきただけのことにしてしまいそうな心の持ちよう
マタニティーブルー?このままじゃ産後うつ病予備軍?なんだか出産にむけてのエネルギーがわいてこない
今のあかちゃんの状態で誕生したことがよかったと思えるのかは分からない、新たな不安が始まるだけかもしれないし、実際に自分のあかちゃん3人を目でみれることによって愛おしさが生まれるのかもしれない
今の気持ちのまま出産にのぞみたくないなと思って、どうにかしたい、いろいろ考えようと思っています
なんでこんな気持ちなのか、どんな気持ちがいいのかと考えていくと、通常のお産のようにあかちゃんも頑張るお産を達成感あるものにしたい、記憶に残る幸せな日にしたい
その気持ちはあるのに、なんなんだろう
出産においてはじめての気持ち
今いる子供達に感じるように、大好きな旦那さんの子どもは三つ子ちゃん達だってもちろんかわいい
どうしてエネルギーがわかないのか考えなくては
生んでもまだあかちゃんとの生活が始まらないから?
ここでしかうめない状況で管理されている間に、自分の希望や決められたこともなく、ただ流れていくような感じで自分の出産の感覚が薄れてしまっているから?
ほんとはまだまだお腹にいてほしい気持ちが残ってて、不安があるから?
どうなんだろう、今の気持ちも何が理由かもよくわからない
何を達成感にしたらいいのか、どんな気持ちだったらエネルギーが湧いてくるのかヒントをもらおうと家族に相談してみました
何が起こるかわからない中で、予定だって最初からあったわけじゃないし、結果的に予定通りに進めることができただけなので、無事に予定通りに出産を迎えられたことに達成感を持ったらいい!
心穏やかに三つ子ちゃん達に会えるのを楽しみに迎えて、その向こうの生まれてきてから味わえるであろう楽しく愉快な日々を想像してニヤけてたらいいよ~とのこと
そうか、すぐにはあかちゃん達との生活は始まらないけど、三つ子ちゃん達と思い描いている未来が始まる瞬間とも言えるのか
手術中はまだあかちゃん達と繋がっているから楽しいことを考えながら応援してあげる、わくわくしながらこんな楽しい未来が待ってるよ!といいエネルギーで迎えてあげる
それいいね!
待ってたよ!待ってるよ!の気持ちがだんだん湧いてきました😊
さすが家族、今日はいつもよりなんだか息苦しくて、点滴の副反応のせいかお腹が大きくなっておしあげられているからかと思っていたのがだいぶ楽になりました
精神的なもので息苦しさをあたえていたのかも
いろんな不安と闘うために不安に対してどうするかを考えてきたけど、出産の時は楽しいことばかり想像してやろうと思います😆💗
楽しくしよう!
そんな母から産んであげたい✨
生まれてくるお誕生日は一緒にやりたいこと楽しいことを考えて希望に包まれて過ごそう😊💗
いっぱい考えておくよ、楽しいこと✨
よかった、準備が整ってきた!
そんな気持ちに変わって、おそらく最後のお買い物に連れて行ってもらった時に、廊下に何気なく置いてあるものに目が行きました
貼り紙がしてあって、保育器の一部かなと思われるものや大きなコンテナ、機械を調整している業者さん
車椅子を押してくれていた看護助手さんに言われてはじめて気が付きました
全部三つ子ちゃん達のものだね
看護師さん達の勤務形態もがらりと変わって、こういうこともあるんだってくらいの、私達もなかなかない貴重な経験の一大プロジェクトだもんね✨
よく見ると貼り紙には 品胎用 と書いてありました
見ているようで見えてないものがたくさん
本当に一大プロジェクトなんだ
予定通りに絶対いかせようと思ってくれていて、見えてるだけじゃないところでいろんな方が動いてくださって生まれてくるんだ
そう思うと
全然感謝が足りなくて、申し訳なかった
三つ子ちゃん達がお話をわかってくれるようになったら、絶対伝えよう
あなたたちが生まれてくるってすごいことだったんだよ
数日かかりましたが、気持ちが落ちて、揺さぶって揺れて、いい方向に向かってようやく落ち着いた感じです
何事もやる気でやらないとうまくいかないと母によく言われていたので、出産前にいろいろと気づけて、前向きな気持ちでのぞめてよかった✨
頑張って楽しいこと考えよう😆
人が産まれるのってすごいこと
3人じゃなくても2人でも1人でも、みえないところで誰かが無事に生まれるよう準備して配慮してくれて、有り難いとしかいいようがない
感謝の気持ちがわいてきたら、ささいなことは気にならなくなってきました
当たり前だけど、すごく当たり前のことが身に沁みる出産です