多胎児妊娠は安定期がなく、何が起きるかわからないので家族と事情を話す必要がある方にしかまだお話していませんが、家族以外のお話した方は初対面や関係が薄い方が多いので、とっさにかけられた言葉が妙に記憶に残ったりします。


不安な中、母子手帳を貰いに行った先で相談にのってもらった保健師さんには最後に「他人事でごめんなさいね〜」と笑いながら言われました。


銀行の方には、「うちにも二人小さい子がいますが、昨日お話聞いて家に帰りながらよく考えたら・・・とんでもないことですよね!」と苦笑いして言われました。


自分が直接聞いてはいないけど「私だったら諦めるかも」と言っていたと人づてに聞いた言葉もありました。


嬉しかったのは、「楽しみじゃん!私が楽しみ!」と言ってくれた唯一三つ子妊娠を話した友人の言葉。

自分も出産を控えているのに「助けられることがあったら是非協力したいから、いってね!」とも言ってくれました✨


もう7年前くらいの最初の妊娠では、部分胞状奇胎という別名ぶどうっ子と呼ばれる胎児の異常により育たず、母子手帳をもらってすぐの健診で心拍が止まっていると言われ、胎児の除去手術をしました。それは500回の妊娠につき1回の確率とのこと。


その子の一部が侵入奇胎となって子宮内部に残っていると絨毛癌になる可能性があるので、数値が正常値に下がるまで妊娠してはいけないという期間が半年くらい続きました。

産婦人科に通い、時間をかけてようやく授かった後で、この出来事は旦那さんしか知らないことですが、私がいままでの私じゃなくなるのではないかと当時は心配したと旦那さんが言っていました。


先生には、今回は残念な結果になったけど、妊娠出来たということは大きな希望で、妊娠出来たのなら次に期待ができるということだから悪い風に考えないようにというような言葉をいただきました。


旦那さんをパパにしてあげたくて、時間をかけて出来た赤ちゃんがお腹の中で亡くなって、そのせいで癌になるかもしれないってなかなか酷じゃない?妊婦500人に一人って・・。あの子は手術の後どうなったんだろう。供養っているのかな、ずっと悲しいことを忘れず思い出すのはつらいな。。

としばらくそのことが頭を離れず深い悲しみから抜け出せずにいました。


このことの受け止め方がわからず旦那さんの前でも涙が出てしまったときに、

「今回は下見に来ただけ、また来るよって赤ちゃんが言ってたよ😊だから供養はしなくていいよ」

と旦那さんが言ってくれました。


私の気持ちを分かってくれて、私にとって一番しあわせな受け止め方を一緒に考えてくれて、優しいこの人がそばにいてくれてよかった、絶対この人をパパにしてあげたいとまた前が向けるようになってきて、夫婦最初の大試練も悲しい思い出ではないように思えるようになりました。


楽しいことは幸せな思い出、苦しいこと辛いことはいつもこの人がいてくれてよかったと思える思い出に旦那さんがしてくれています✨彼は私の生涯の一番の宝物です😚彼がいなければ私の人生はまるで違っていたはずです。


3人目だから諦めますか?

と大学病院の先生に最初の健診で聞かれました。


三つ子妊娠にはこの衝撃的な質問はあるあるなことなのかもしれませんが、このような経緯もあり、産まれてからがすごく大変ですよと言われたけど、3人目が三つ子だからといってお腹の中でまた心拍が止まる経験を自らで選ぶなんて出来ませんでした。


すでに二人いるので、この妊娠によって私の体が大丈夫じゃなくて・・とかそれなりの諦める理由があればまた考え方を変える必要があるのですが、最初は予想を超えるくらい大変だろうけど、今いる子達に見せる親の姿は、自分が大変だからって命を諦めるより、大変でもどうにか頑張ってなんとかしてみせる姿の方がいいよね!✨

親が一番頑張ってればその時その時に何かしら不満があったとしてもその姿をみてたらいつか絶対いい子に育つよね!✨


親のエゴかもしれないしただの希望ですが、そんなことを話し合って、今にいたります。


誰かのいろんな言葉でいろいろな思い出ができて、一喜一憂😅

言った方は悪気のないこともあるし、自分の受け取り方でも真意はわからなくなる。まぁ、どうせならしあわせな受けとり方をしてしあわせにくらしたい✨


今思い返してみると、不意にいろいろな言葉をかけられているであろう多胎児育児をされている方は言葉を気をつけられている内容の優しい言葉を使われる方が多い気がします✨


私もこれまで気づけなかったことに気づけるようになって、優しい言葉を選べるママになりたいです😆


前向きのことをたくさん書き留めることで、先で沈んだ時に読み返して過去の私が助けてくれたらいいなと期待していろいろ書いています😉

頼むよ、大変になる前の私!😅