参議院事務局Ⅱ種 二次面接内容 | 徒然。気ままな主夫道。

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こんばんは!
今日は、参議院事務局Ⅱ種の二次面接について書こうと思います。


試験は、7月の第二週に、参議院第二別館の一室で行われました。

試験当日、受験生は大きな会議室に集合しました。自分の回には、25人位いたと思います。

出席を確認し、座席を指定された後に、まず適性検査を行いました。
30分で、形式は普通のやつ(2つの項目の内、自分に当てはまる方を選択)でした。


その後、6人ずつでの集団面接がありました。

面接官は30代女性、30代男性、40代男性の3人で、時間は70分でした。長いです。

形式は、質問されたら端から回答し、次の質問には逆の端から、その次は真ん中から、というものでした。


・防犯カメラ設置に賛成or反対?

→私は、賛成の立場から論証しました。理由述べると、それに対して2、3質問されます。私見ですが、どちらの立場に立っても、自分の意見(なぜそのように思ったか)をきちんと述べれば大丈夫だと思います。



・ストレスを感じるのはどんな時、その解消法
→用意していた回答を述べました。解消法に関して、さらに質問されました。「その解消法が難しい時にはどうするか?」も聞かれたので、いくつか準備しとくのが得策かと思います。



・前例を踏襲するかor新しく作り出すか どっちが自分に合うか

→参議院事務局の事前説明会で、前例の踏襲が大事だと言っていたので、前者を選択し回答しました。もちろん選んだ理由には違うことを述べましたよ(笑



・全くの新しいことを行う場合、前例を踏襲すべきかor企画力・想像力重視すべきか
→前問の続きですね。これは、挙手制で、意見は求められませんでした。



・最後に言い足りないことある?

→今回の集団面接では、自己アピールを直接的に述べる機会がなかったため、ここぞとばかりに手を挙げ述べました。自分を含め3人が述べていました。



集団面接は以上です。人事の方が優しく(特に女性面接官)、和やかに進みました。

ただ、70分という時間は予想以上にきつかったです。精神的にもですが、背筋をずっとピンと伸ばしていたため、肉体的にも相当きました。



集団面接後は、集まった時とは違う待合室に集められました。

この後は、「簡単な併願状況の確認をするだけの個人面談があります」、と係りの人に言われたため、みんなリラックスモード。

今までの公務員試験の苦労や、大学の話でおおいに盛り上がりました。

みんなよい人で、一緒に働きたいなーと心からおもいました。




 し か し




気がついてみると、どうもおかしい。

一人ひとり待合室から呼ばれて、別室に行くのですが、その時間の間隔が結構ある。

15~20分で次の人が呼ばれていました。


簡単な面談…?


これはどうもおかしいぞ、とみんなが話し始めた時、自分の番が回ってきました。



そして、面談という名の面接が始まりました(°Д°;≡°Д°;)



面接官は一人です。30代後半の男性イケメン面接官でした。

個人面談なので1on1です。時間は20分ほどでした。




・待合室でなに話したか?あと何人部屋にいましたか?
→各々の大学生活の話で盛り上がった、と正直に答えました。ここで話を盛る必要もないですしね(笑

部屋にいた人数も、正確に答えました。この質問は、こちらの緊張をほぐすための質問だったと思われます。



・待ち時間は長く感じなかったか

→正直、2時間以上待っていたので、かなり長くかんじましたが、「いいえ。みなさんとの会話が楽しく、長く感じませんでした(ニコッ。」と爽やか回答。



・集団面接でなに聞かれたか・その質問に対してどう思ったか?
→集団面接で聞かれたことは、すぐに控え室でメモしたのですが、1つ思い出せませんでした…。ですが、とりたてて面接官はそのことを気にはしてなかったので、「聞かれたことを覚えているか」、よりも「その質問に対してどう思ったか?」の方が重要な質問であったとおもいます。



・参議院事務局をどこで知ったか

→大学での説明会、と答えました。これは極端に変でなければ、なんでもよいと思います。



・併願確認

→国家公務員の試験のみ答えました、これも、志望理由に整合性を保たせるためです。国家公務員Ⅱ種を併願している場合は、官庁訪問を予定している官庁も聞かれるので要注意。もちろん志望理由も聞かれます。



・併願先の順位

→上記で答えた併願先全てに順位をつけます。もちろん、参議院を第一志望にしました。ここで、衆議院を併願している場合は、何故参議院の方が衆議院より志望順位が高いのか聞かれるので、答えを準備しておくことをお薦めします。



・志望動機

→もう完全な面接ですね(笑)。用意していた志望理由を述べました。特に突っ込みはなかったです。



・衆議院と参議院の違い

→参議院には解散がなく、安定して職務に専念できる点と答えました。これも、聞かれる可能性がかなり高いので、準備しておくことをお薦めします。



・立法府と行政府の違い
→これは用意していなかったので、あたふたしました。ありきたりですが、立法府は、法律を制定する場、行政府は法律は執行する場と答えました。



・官僚主導で実際国会は立案じゃなくて修正が多いけどどう思う?

→行政国家現象の話をしたら、なに言ってんだこいつ、みたいな顔されたので、すぐに「官僚主導ではなく、議員立法を増やし国会で法律が作られるよう、議員の先生方をしっかり支えます!」と民主党みたいなことを言いました。このような、良識が求められる質問は難しいですね…。



・希望の仕事につけなかったらどうする?

→これは定番ですね。何事も経験~と、ポジティブ思考で答えました。



・親くらいの年代の人と一緒に仕事するけど大丈夫?

→大丈夫です。と答え理由を述べました。これは、他の試験でも聞かれたので、用意しておいた方が良いと思います。



・チーム内で諍いなかった?

→サークルでの話を述べました。ここは事実に少し話しを盛ってしまった…。



・友人と喧嘩した際は?
→ここは実際にあった話を述べ、どのように解決していったかを詳細に述べました。このような実体験の話は、嘘を混ぜると後々矛盾が生まれるため、ありのまま話すのがよいと思いました。



・アルバイトなにかした?
→ここは普通でした。アルバイトの業務内容しか聞かれませんでした。



・サークル何やってた?

→サークルでの活動を話しました。ここも特に突っ込みなし。時間が押していたからでしょうか。




以上が、個人面談です。

ここまでがっつり聞かれるとは思ってませんでしたが、予め想定問答集を準備しといてよかったです。


正直、集団面接よりも、個人面談の方が大変でした。

どちらに選考のウェイトをおいてるかわかりませんが、集団面接が終わったからといって気を抜かずに、個人面談に臨んだ方がよいと思います。


結果は、合格を頂き、最終面接に進むことができました。

個人面談でも明るくハキハキできたのがよかったのでしょうか。




ではでは。

アヴィアント~。